リベンジどころか返り討ち・・・大菩薩嶺

 登頂日  2016.05.14     天 候   晴れ時々曇り     百名山登頂順   18番目(再登頂)  
 標 高   2.057b        登山口  丸川峠分岐P      同行者        単独
 温 泉   無し

タイム  
- - -
    場所・地点      着     発    着   発
 丸川分岐 P -    7:50  - -
 長兵衛荘     9:05 9:15
 福ちゃん荘 9:30 9:30
 介山荘(大菩薩峠) 10:15 10:20
 山頂 11:35   11:40
 丸川峠(荘)    12:10   12:20
 丸川分岐 P    13:25
   所要時間 5:35     歩行時間(周回コース)    


前回の登山が2002年だから、既に14年が経過している。その間何度となく計画はしたが・・・未登頂の百名山が

優先されて、延ばし延ばしになっていた。

やどろく仲間との山行だった。やどろくと言えば沢だったが、理由は忘れたが珍しく山に挑んだのだった。

時期は11月、晴れてはいたがガスも巻く寒い日で、稜線の木々にはエビのしっぽが貼りついていた。

そのガスがどうしても気になっていて、是非もう一度訪れて富士山でも見えたら・・・というのが今回の理由だ。

前回は車で長兵衛荘まで入った手抜き登山だったから、今回はどうしても下から登頂したかった。

まだまだ脚力に自信は無かったが、鍛錬の意味もかねての再登頂・・・丸川峠入り口駐車場に車を停めた。

十数台しかないキャパ・・・あと3台ほどで追い出されるところだったが、何とか置く事が出来た。

出発して登山道に入ったが、良く考えるとカメラを忘れたことに気が付き、取りに戻ったせいで10分ほどのロス。

 
千石茶屋は営業中                 丸川分岐から長兵衛荘までの登山道

どれだけ時間がかかるか不安だったが、1時間と少しで長兵衛荘に到着。既に駐車場は一杯で、休憩している

登山者もあふれかえるほど。

前回も冬なのに多くの人がいたが、今回の人数もすごかった。駐車場の整理係が他の駐車場を案内していた。


 
ツツジが咲く登山道                福ちゃん荘のうどんが思い出される

前回、福ちゃん荘ではうどんを食べたが、これははっきり言って失敗だった。寒い冬の日で・・・暖かいものを

食べたかったのだが、ぬるくて味の無い・・・まあ個人の好みもあるのでこれ以上は控える。


介山荘への道                        


介山荘が見えてくる                 小説の舞台、大菩薩峠


介山荘売店                      介山荘を振り返る

前回は・・・どこでも買い物大好き叔母さんが同行していて、この売店から離れずに困った。




介山荘を望遠で                      親不知の頭を行く登山者


スッキリしない眺望        妙見の頭、岩場は渋滞     西暦2000年を記念して2.000b標

14年も経つとすっかり記憶が飛んでいて、最初の岩場を雷岩と思ってしまったが・・・どうもそれは

妙見ノ頭だったようで、そのあとほんとの雷岩が現れた。

そこでは多くの登山者が食事中だった。100人以上はいたと思う。


     
前回えびのしっぽが貼りついていた木々   山頂標

そしていよいよ山頂だが・・・全く眺望の無い山頂だ。

山頂標には行列ができていて、証拠写真を写す登山者数珠繋ぎ。



丸川峠への下り                     丸川荘

丸川峠への下りは短いスパンで斜度もそこそこ。何より山梨の森百選とやらに選ばれている森の中を歩くのは

実に気持ちが良い。前回も落ち葉でフカフカの登山道に感動したのが思い出される。

ところが一転して丸川荘から駐車場までの下りには泣かされた。キツイ斜度でシーズン初めの私の筋力では

とても持ちこたえられなかった。林道の取り付きまで下る間に、筋肉はヘロヘロになっていた。

翌日、盲腸炎になるのだが、その時に・・・昨日の下りでの筋肉酷使で腹筋が痛いのだ・・・と思いこんだほど。

危うく病院に行くのが遅れて、破裂寸前であった。

その痛さ・・・どう表現したものか考えてみたが、実際に私が取った行動でお話しすると

   パンツのゴムやパジャマのゴムが痛くて・・・下だけスッポンポンになって横になっていた。

別に大菩薩嶺の下りが悪かったわけではない。


丸川荘から分岐への下りには危険な個所も    やっと林道に降り立つ。厳しく辛い下り