鹿児島・南九州市【知覧武家屋敷】

薩摩藩は防衛のために外城と呼ばれる街並みを整備したが、知覧は113の地区に分けた外城の1つだ。

城塁型の区画は、石垣と生垣で整然として美しく、重伝地区に指定されている。

個々の屋敷もまた石垣で守られ、一つの城塁の機能を兼ね備えている。

現在、屋敷群の中で7つの庭園が解放され、母ケ岳を借景としたは造りは美しく観光客に好評だ。

城塁はいかにも堅固さを感じさせ、西南の役などの際の様子が彷彿とする。往時にタイムスリップして

見てみたい・・・そんな思いを抱かせてくれる。

それにしても生垣の美しさは・・・町中で統一されていて、街づくりの努力に敬服する。

 


 


  

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