青瓦台(チョンワデ)サランチェ【韓国・ソウル】 2016.9.13(火)

韓流ドラマフアンとしては、韓国を訪れたら必ず行ってみたい場所。さまざまなドラマで・・・クーデ

ターのシーンや怪しい人物が大統領に何かを請託したり、多くの場面で目にする大統領府が青瓦

台である。


しかし旅行者が
訪れることができるのはサランチェと言われる資料館のような観光施設までで、

青瓦台の敷地にさえ近づく事は出来ない。

そのサランチェにさえ立ち寄るためには、車に中にいる観光客のバッグまで途中のゲートで調べ

られる。

その先は青瓦台の正門までも車での走行は許されるが、車を停めて写真を写す行為などは一切

許されない。流石、戦争中の国でセキュリティーの気配りには圧倒される。

途中、路上で警備する警官の数もおびただしい数で、アリの子一匹這い出る隙もないほどだ。日

本の危機管理とは別物の感がある。



青瓦台の名前の由来だが、創建された当時の昌徳宮(チャンドックン)、王様の執政殿に使われた

青い瓦がそれだ。李氏朝鮮国が建設され王宮が作られた当時は、瓦は中国からの輸入品に依存

していて、青い瓦は貴重で高級品であった。権力の象徴として使用された経緯がある。

それが現代の王宮である大統領官邸すなわち青瓦台の屋根に使われ、大統領府を青瓦台と呼ぶ。

現在でもその名残で、地方の名家などでは青い瓦が散見される。青い瓦を見たら、そんなお宅だと

想像できる。



観光施設のサランチェからは青瓦台の屋根が僅かに見える。写真の青い瓦が見えるだろうか?

正面に見えているのは迎賓館であり、その屋根の向こうに青い瓦が覗いている。

この施設、駐車場がなくて車では不可能に近い。タクシーで乗り付けて降ろしてもらうのがベスト。


サランチェから望む青瓦台迎賓館


中に入ると
パク・クネ大統領と一緒に写真を撮ることができる。展示物としては歴代大統領が各国

を訪問した際お土産としていただいた品々が展示されている。


大統領と写真を撮れるはずが・・・照度が足りず何だかわからない写真に

また大統領の執務室が再現されていて、自由に写真を撮ったりできる。がっ中国人の観光客が

割り込んで写真を写すに至っては、良識ある国々の観光客は諦めざるを得ない。

後から来る同行ツアー仲間のために、席を空けようとしないから腹が立つ。

でも楽しい旅の空で仲たがいしても、旅自体が楽しくなくなるので・・・それに成金婆さんをまとも

に相手にしていては良識国の国民としては恥ずかしい。

こんな細かな行動一つとってみても、とても相容れられない国の民だとよく分かる。

良識が見に着く煎じ薬は無いのだろうか?  4.000年の歴史でも無理のようだ。



このサランチェ、ここでしか売っていないお土産品も多いのでねお土産を買うには最適かもしれない。



割り込んで・・・絶対どかない国。南シナ海でも同じようなことが・・・。

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