翡翠の白菜が見たい故宮博物院【台湾・台北】

何時もはホテルを9時に出発。何せ、その日の行動は分刻みに予定がびっしり。

娘の計画はまるで私が作ったように・・・似てます。

でも、前夜の院長先生送別会が効いて、全員が寝坊でした。

台湾に来てからは、ルイファンから九份の往復でタクシーを使っただけ。

しかもこの区間は仕切る人がいて、どの車に乗っても205元と決まっているので安心。

ポラられることはありません。

ですが・・・他の区間は解りませんし、台湾の地下鉄やバス網は充実しています。

何処へ行くにも地下鉄とバスでOK。

駅前のバスの乗り場から故宮行に乗ったのですが、コース番号とかが結構いい加減です。

事前に調べた番号でなくても、博物院に行くバスもあるのです。ダイヤが変わってもコースナンバーは

変えないのかも。


若い運転手さんは日本語が解らない方が多く、それでも「コグウ オーケー?」と聞くと、手招きして

「乗れ」とのジェスチャーてこたえてくれる。



 
台湾国旗                      別棟

コグウへ到着は10時半。

並んでいたのは20人ほど。団体はまとめて買うようで、そんなに並んでませんでした。

チケットをイージーカードで買ったのですが、こんな風にも使えます。

このカード1.000元チャージすると、4・5日の旅の交通費には十分。

さらにはこのような入場券や、スーパーでの買い物、お土産やで使えるので、残して無駄になる事は

ありません。
我が家は2人とも1.000元を2回ずつチャージしました。

最後の日の空港までの交通費の160元だけ残れば、ベストです。

空港でお土産を買って、夫婦で調整して残額ほぼゼロ。


故宮博物館前庭

さて今日のメインの故宮博物院、チケットが手に入れば見学ができるか…いいえできません。

バックを持っては入れないんです。これを預けないと・・・。

その割にはロッカーが少なくて、預ける場所を探してウロウロ。

台湾は日本語で大丈夫と良く聴きますが、コグウではほとんどダメでした。

やっと荷物の預け先を見つけて、入場できたのは11時を大きく回ってました。

預け先を探してウロウロ

 
Eチケットで購入した入場券           手荷物預かり所を探し回る

まず、翡翠の白菜へ向かいましたが、何と長蛇の列。

これは何時になるんだろうと思っていたら、意外に僅かに30分。

写真を写すのは押し合いへし合い・・・何とかゲット。

ところが午前中のツアー客が引けていく時間帯になると、誰もいなくて貸切状態に。

混んでいる時は他を見て時間を潰してから、見るのをお勧めします。

午前のツアーは12時にはいなくなり、午後のツアーが来るのは2時頃ですからその間はガラガラ。

 
翡翠の白菜に並ぶツアー客                翡翠の白菜(国宝)

故宮には日本の国立博物館のように、すべてのジャンルの芸術品や宝物が展示されています。

とても数時間で観られる場所ではないのですが・・・焼き物や絵画、仏像、宝物など自分の趣味の

モノはほとんど見る事ができました。


そして待ち受け画面にしようと思ったほどの仏様。穏やかな良い表情でした。

翡翠なんてすごいのが沢山ありました。むしろあの白菜よりインパクトのあるものもみつけました。

しかし白菜の評価が高いのは、あの形でありながら・・・あの色というマッチングなんでしょうね。

残念ですが3時間で見学を終了。

 
彫金技術                   昭和天皇が送った翡翠の屏風

唐三彩です。

 
唐三彩              唐三彩

おそらく景徳鎮で焼かれた永楽帝時代の白磁? 国宝クラスと思います。

 
明代永楽帝時代の作品の数々

 



さすがにお腹が空いたので、博物院内の故宮晶華というレストランへ。

ここもツアー客が入るようなお店ではなく・・・ちょっと高級そう。

価格も心配ですが・・・一生の間に何度もある事ではないので奮発。

 
故宮内にあるレストラン          意外に庶民的な価格帯

まず玄関の雰囲気からも、ものおじしそうな店構え。

価格は解りませんが、味は美味しかったです。今回の旅でナンバーワン。

小龍包は3店で食べましたが、断トツでここでした!

ここも昼を大きく回っていたので空いてました。

何処へ行ってもすごい観光客ですが、意外にレストランは混雑に会いませんでした。九份でも

台北101でも故宮でも。


結局、屋台とかに流れるんでしょうか?

 
玄関は物怖じしそうな雰囲気        小龍包が美味しい。追加でさらに注文する

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