群馬百名山・・・東・西御荷鉾山

 登頂日   2013.6.5       天 候    晴れ         登山口  スーパー林道  
    同行者   単独          所要時間  
    温 泉    なし

  タイム
     投石峠11時20分→→→東御荷鉾山頂12時05分→→→投石峠12時30分→→→移動→→→大鉾公園12時35分

     →→→登山口出発12時40分→→→13時05分西御荷鉾山頂13時30分→→→登山口13時45分
 
 
当初は藤岡市の地蔵尊からのコースを考えていたが、ガイドを読んでいると【登山道があれている】と判明。それは人が歩いて

いない事を意味する。体調もあるが登山はある程度の人が歩いていてくれないと寂しい。そこで急きょ万場町からのコースに変更

した。

 神流湖沿いを延々と走り・・・想像していた以上に走り続ける事になった。ガソリンの心配もあり、しかも道もわからず・・・

始めて目に飛び込んだガソリンで道を聞く。親切な方で奥から地図を出してきて、【みかぼスーパー林道】の説明をしてくれた。

 途中の法久橋のところにも林道へのアクセス道路があったが、キャンピングカーでは狭くて走る事ができなかった。教えてもらった

【みかぼ高原荘】への道はほんのわずか交差に苦労する場所もあったが、概ね交差ができる道でしかも全線舗装されていた。

 ただし急登で重いキャンピングカーではヒイヒイ言いながらの走行だった。10キロ弱だったと思う。林道に出るとほとんどアップ

ダウンなしで【投石峠】に到着。実はうっかり看板を見落とし通り過ぎたのだが、登山口の看板を見て通り過ぎたことに気が付いた。

 やっと到着するも、既に11時になろうとしていた。自宅から2時間も要し・・・新潟や長野までの時間に匹敵し、とても地元と

考えられない。


 
 
 やっと投石峠の看板発見            愛車を看板前に駐車

 
駐車スペースに一台車が停まっていて、ちょうど私が準備を始めると下山してきた。そしてこの山のロケーションなどを聞かせて

くれた。

いつも通り話好きの私はしばらく相手をしていた。キャンピングカーに興味を持ったらしくあれこれ質問攻め、しまいには中を見せて

説明。

 西御荷鉾の山頂で会うことにして一旦別れた。投石峠から登山口の標識は観ることができる。



 
ここに2台は停められる           登山口の看板が僅かに望める

樹林の中を4〜50分の登りで山頂に至る。想像していたよりはプレッシャーに欠けて面白みもない。体調の件があってこの山に

したのだが・・・とは言うもののやっぱり2時間のプレッシャーは欲しかった。不動尊からのコースならきっちり2時間以上の

アルバイトらしい。次回はそのコースを登る事にする。多分来年の春早い時期に登る。


 
登山口の看板                 尾根の左が自然の広葉樹林、右が植林

山頂は全く展望が開けず、5分も居れば十分な山頂だ。眺望もプレッシャーもイマイチの山行となる。キャンピングカーで延々と

走って来たのに・・・がっかり。


  
東御荷鉾山頂     お不動様が祭られる           下山口から愛車を望む

 急いで西に向かう。数分で大鉾公園の駐車場に到着。所沢の方の車はまだ置かれていた。急いで後を追うもキツイのぼりで・・・

心臓が悲鳴をあげるのが心配された。が逆に言えばどの程度のプレッシャーで異常が見られないかを確認するために、わざわざこんな

簡単な山からテストを始めたのだから、意識して少し心臓に負担をかけてみた。

 20分で山頂直下に到着すると、上から声がかかった。所沢の方が下山を開始するところだった。もっと話もしたかったが・・・

高原荘で食事してお風呂に入って帰るらしい。挨拶をして別れた。秩父大滝の【南天山】を教えてくれた。秋には行ってみよう。

 
先行する所沢からの方           西御荷鉾登山口

山頂では女房が持たせてくれたおにぎりを頬張る。座ったベンチの目の前に、つつじが咲いていた。その先には秩父山系の山並みが

聳え、東とは違って素晴らしいロケーション。ちょっと雨も心配されたが、下山すると逆に暑くて気持ちが悪くなるほどだった。空に

何か嫌な雲が湧いていて・・・【地震雲】じゃないと良いが。

  
エンシュウハグマ?      さんちようの看板         変な雲は地震雲

山頂での食事で30分近くもいた。それだけ目の前の景色に魅了されたのだと思う。山頂標のところにも小さいお不動様が安置されて

いたがもっと端には大きな古いお不動様もあった。実に威厳に満ちたお不動様で魑魅魍魎を退治してくれそうである。


 
山頂の小さいお不動様           座ってお弁当・・・その時こんなロケーションが広がっていた

山にかかると林道とその脇には駐車場が望めるが、先ほど停まっていた所沢氏の車は無くなっていた。私も急いで下山する。

林道脇の大鉾公園には新しく安置されたお不動様もある。『山頂まで行けない方がここでお参りできるように』と奇特な方々が

寄進して建立したものだそうだ。


  
山頂の大きいお不動様    林道脇の駐車場を俯瞰する        大鉾公園にあるお不動様

 帰路は一転、数台の車とすれ違ったがみかぼ高原荘へのルートなら、すれ違いなどに苦労することは無かった。もちろんお互い

が少しずつ譲り合うことが必要だけど。

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