衝動登山・・・御嶽山(みたけやま)  《埼玉県神川町》

     登頂日   06. 2.12    天 候     晴れ      登山口    金鑚神社
     同行者    単独          所要時間   1:00
     温 泉    なし

 大学院の博士論文が認められ卒業を目の前にした娘が久しぶりに里帰りしました。前から気になりながら

参拝する事が叶わなかった金鑚大師と金鑚神社に、合格のお礼に行く事にしました。大師は元三大師その

ものを本尊とする名刹で、関東三檀林(?)の一つだそうですが余り意味は解りません。それでも威厳ある

造りには圧倒されました。更に神社に向います。神社にある事自体が妙に感じられる多宝塔があります。よく

よく調べるとその昔大師の奥の院(二の宮)だったものが明治維新の神仏分離令で神社として分立したもの

でした。塔があるのも理解できます。ここには拝殿だけで本殿がありません。日本では大神(おおみわ・・・

奈良)、諏訪(すわ・・・長野)の三社だけなのです。祭神は天照大神、ご神体は標高343メートルの御嶽山

自身だと判ると、何となく放って置けなくなりました。御朱印帳を社務所に預けて階段が続く登山道に足を踏

み入れました。よく整備された道の両脇には有志によって建立された句碑が、登山者を楽しませてくれるは

ずです・・・が、残念なことに私には趣味がありません。

        
  大師鐘楼           神社にある多宝塔    本殿が無い神社は日本で三社

 頂上はあっという間で薄っすらと汗をかく程度です。飲み物も持たずに登ってきましたがそれ程の負担には

なりませんでした。おそらくは御嶽(おんたけ)さん信仰の擬似対象としてこの名前を背負うことになってしま

たこの山にとって、例え御神体として崇められてもこの境遇は望んではいない結果かもしれない。

この山の思いは頂上に立って確信に変わりました。『俺はあくまでも俺だ!』と主張しているような眺望は、

ほんとの御嶽に決してひけをとるものではなかったのです。

        
  鏡岩              ダイナミックな眺望              安保氏の居城跡

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