辛い山旅が終わる
赤石岳の山頂にも避難小屋があり、イザと言う時にはここに逃げ込めるのが今回の山旅の強みでした。手前の荒川小屋から2時間、これから下る赤石小屋までも2時間で、何とか2時間を歩き通せば最悪の結果は避けられる位置なのです。体感温度はおそらく氷点下、風速は20㍍以上の風が稜線上で猛威を振るっていたのに、ひるまずに進めたのはこれらの小屋のお蔭でした。写真は赤石岳山頂にある避難小屋です。赤石山頂到着の時間は予定の12時半を少しだけ短縮しています。これから数時間一気に下る事を考慮して、風を避けられる所でエネルギー源をお腹に入れました。もう満足なモノは残っておらず、数片のドライフルーツとカントリーマームを数個胃...