熱中症の・・・日光白根山

  登頂日 2011. 6. 22(水)  天 候  晴れ  百名山登頂順   26番目(再登頂) 
  標 高 2.578b          登山口   菅沼   同行者         単独
  温 泉 無し

タイム  
-     往  路       路    
    場所・地点      着     発     着      発
 菅沼登山口  10:25     15:15
 弥陀ガ池   11:55    12:00      14:00 
   14:00
 白根山山頂   12:50      13:20
   所要時間 4:50     歩行時間  登り 2:25   下り 1:55

 前回の登山ではロープウェイを利用していたので、結果としては何か物足りない感覚が残っていた。

後悔の念もあったが、別ルートからも登ってみたい。そこで今回は菅沼からのルートで再び挑戦。

今年初めての山行で比較的軽めの山で足慣らし・・・がこの山を選んだ理由だった。

駐車場に着いたのは10時を回っていたが、それでも数台分のスペースは空いていた。

 暗い樹林帯の登山道を弥陀ガ池まで1時間30分ほど上るが、時折開けた場所では燧ヶ岳などの

眺望が素晴らしい。


この看板から右に              樹林の中の暗い登りは心も沈む


 
時折開ける       雪渓の残骸も 


 
弥陀ガ池は澄んだ水を湛えて、花の時期の到来を待っている。ここから山頂まではまだまだ冬が

終わったばかりの様相だ。

池のほとりには僅かだが雪渓の残る場所もあった。

コバイケイソウの葉の緑が地面を覆い始めていたが、花までには1ヶ月ほどの時間が必要な気がする。

僅かにコイワカガミとショウジョウバカマが彩りを添えていた。雪解け時季の花である。


弥陀ガ池                 池と白根山

 
花には物足りない山行だったがロケーションは圧巻・・・燧ヶ岳を初めとする会津駒・平ガ岳・至仏山

・武尊山などの白い頂が、陽に映えて輝いていた。

 
地図を開いて同定すると谷川岳までが望めたし、この時は雲間にあった越後駒が下山時には確り顔

を出していた。



燧ヶ岳の二つの耳がはっきり見える

 
暑い日で・・・水分補給をミスしてしまったのと、今年初めての山行のダメージは容赦がないモノで車に

戻った時はそのまま倒れ込みたい程の頭痛に襲われた。

熱射病の軽い症状と思うが・・・まだまだ若いつもりでいると取り返しがつかない事になりそうだ。

  
コイワカガミがわずかに咲く              弥陀ガ池を見下ろすきつい登り

 
山頂では珍しく30分ほど飽きることなく周りの峰々を眺めていた。気持ちの良い山行で満足・・・

だったが、熱中症には要注意
を再認識

年を取ると感覚が鈍くなり、特に喉の渇き等を感じなくなって・・・熱中症になる人が多いそうだ。


  

山頂、後ろには燧や会津駒、平ケ岳が居並ぶ      男体山と中禅寺湖


            百名山に