リベンジならず・・・【四阿山】
登頂日 16.6.5 (日) 天 候 晴れ(ガス) 百名山登頂順 再登頂(7番目)
標 高 2.354b 登山口 鳥居峠 同行者 単独
温 泉 なし
タイム | ||||
- | 往路 | 復路 | ||
場所・地点 | 着 | 発 | 着 | 発 |
鳥居峠 | : | 7:45 | 12:50 | : |
登山口駐車場 | 8:30 | 8:30 | 12:05 | 12:10 |
山頂 | 10:30 |
: | : | 10:45 |
所要時間 5:05 |
前回、この山を訪ねたのは山を本格的に始めたばかりのころ。2000年より前だった。当時は鳥居峠に車を置いて
現在の駐車場まで歩いた。それが僅かな距離だっと記憶していたが・・・。
まさか4キロも歩くとは思わず、ちょうどいい準備運動のつもりで歩き始めた。そして2キロ弱歩いた時、駐車場まで
2キロの表示に気が付く。どうしたものか・・・帰りの歩く時間まで考慮すると、今からでも車を取に戻ったほうが時間
的には得になる。
でも・・・結局はそのまま歩き通すことを選択。
再び訪れた理由は・・・山頂から長野県側の眺望が無かったので、長野県側は想像するしかない。今回はその眺望
をゲットして、リベンジしよう。今、百名山を再登頂しているのはそれが主な理由だ。
鳥居峠から4キロほど林道を進む 途中に駐車場までの距離表示
駐車場には20台ほどのスペースがあり、日曜なのにまだ数代の余裕があった。しかし下山時には団体のバスも
停まっていてほぼ満車になっていた。スペースではないところにも数台駐車されていた。簡易トイレも一基。
的岩までは穏やかな傾斜の道を辿る。腐葉土でフカフカの気持ちの良い道。ナラの自然林が美しい。
時折カンバ類が浸食を始めたのかもしれない。低木としてはレンゲツツジが今を盛りと咲いていた。
登山口駐車場 ナラの林と腐葉土の登山道
イワカガミは至る所に咲いていた。何より驚いたのはミネザクラがまだまだつぼみが主役だったこと。流石に
2.000bを超える山である。
イワカガミ ミネザクラはまだつぼみが多い
先週の武尊山でも盛りと咲いていたシャクナゲ、今週も良い色の状態で咲いていた。茶色く腐りかけたハナビラ
が無くて、本当にきれいな状態。それはレンゲツツジも同じで、登山道を彩っていた。
今が盛りのアズマシャクナゲ レンゲツツジも真っ盛り
的岩までは汗もかけないほどの時間で到着。前回も思い出しながら、再び写真に収めた。万里の長城のミニ版と思
え無くもない。後学のために一度見る価値はある。
凄いと気づかされるのは・・・・・的岩山のコースを歩くと判るが、的岩山で10センチほど地表に現れている岩が、ここ
まで続いているのだ。だんだん地表部分を高くして、ここに居たってこの写真の高さになっている。
前回は林道から的岩山を通って的岩に抜けるコースを歩いたが、今はそのルートが廃道になったようで歩けないよ
うになっていた。そのコースがあれば、私の説明にうなづいてもらえるのだが・・・。
前回は山そのものを知らず、崩れ落ちそうな状態にも思いが至らなかったが・・・良く見ると怖い。穴があいてる部分
などは、崩落しても不思議ではないと思った。
まるで万里の長城の的岩
的岩の一部が 休憩所の東屋、トイレは無い
前回の時この空間から根子岳を覗いた記憶がある。
少し登ると東屋があって、何人かのパーティが休んでいた。どこから来たのかと問われ埼玉と・・・。そしたら郡山
のパーティで、言葉が何とも懐かしい。娘は6年間を郡山で過ごした。
登ってきた道を振り返ると、浅間山が山頂を雲に包まれてスッキリしない。
バラキ湖とガスの浅間山 福島からの百名山ハンター
保護施策だろうが階段が設置されていて、気持ちよく歩を運ぶことができる。コースは鳥居峠から山頂まで、良く
整備されている。登りやすい山だと思う。
至る所に階段が設置されて、楽に登れる
山頂では前回同様長野側がガスに巻かれ、全く眺望が得られなかった。天気予報を確認して、絶対のリベンジ
を期してやってきたが・・・今回も何とも残念な結果で終わる。
まあ・・・山頂からの眺望だけが登山の目的ではないので・・・この山もやっぱり百名山に値する山と納得。
ナラの林、アヅマシャクナゲ、レンゲツツジ、そしてバラキ湖や浅間山・・・秋にはカラマツの紅葉。
山頂の神社
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