しっかり守られているブナ林に感動・・・玉原高原(ブナ平)  05.5.21

           天候 晴れ    登山口 センターハウス  所要時間 2:30(周回コース)

     山は緑の衣装をまとい始めました。森のマイナスイオンを吸収しに出かけたくてブナの森を探すと、玉

   原にブナ平という場所が見つかりました。と言うことはブナがある?

     弁当とコーヒーの道具をザックに放り込みセンターハウスから湿原に下りて行きます。途中にブナの

   森から湧き出る水場があり、飲んでみると正しくブナの森の味がします。独特の甘―い味が・・・。



    湿原はミズバショウが咲き始め多くの人が押しかけていました。ハイカースタイルの人、写真家らしき

   人、そして花見物の人。雑踏の木道を人をかわしながら進みブナ平を目指します。

    湿原から樹林帯に入るともう写真家も観光客もいません。僅かなハイカーが行きかうだけです。いきな

   りブナ平を目指すコースをやめ、長沢三角点を回っていくコースを選びました。ところが少し失敗でした。

   ところどころに残雪があり道は不安定で登りもそこそこ厳しいところがあり、妻にとっては厳しい感じもし

   ます。急登では呼吸も乱れています。

    先行した妻が樹間を指差して何かを言っています。何事かと思いながら行ってみるとおそらくは谷川連

   峰が白く輝いていました。何という美しさでしょうか。妻ならずとも思わず見とれてしまいます。


     
   【何かを指差す妻】    【そこには冠雪の谷川連峰が輝いていた】   【目に痛いほどの新緑】

     
やっと三角点を超えました。標高は1.300�bを超えています。そこから下っていくとブナ平で多くの

    人が足を投げ出して休んでいました。食事をしようと思いましたが、余りにも多くの人がいて落ち着きま

    せん。もう少し先に進むことにしました。

     本当に明るい森です。世代更新をボランティア団体が見守ってサポートしているらしく、近県でもこうし

    てしっかり残っている森があることはものすごく嬉しく感じます。

     ところどころ歯が欠けたように大きく開いた場所に出くわします。実生の苗が生長してくれているので

    しょうか。森が生き続けてほしいものです。

     ブナ地蔵で食事にしました。ゆっくりコーヒーでも飲みながらと思いましたが火を使えそうにありませ

    ん。それに小さい虫が纏わりついてゆっくり食べていられません。森の中で・・・マイナスイオンの中で

    ゆっくりしたかったのですが、食べ終えると早々に退散です。センターハウスに向かうとこのコースは探

    鳥の道らしく、バードウォッチャーでいっぱいです。それは大いに結構ですが、周りの人への配慮に欠

    けどうにもなさけない。いい大人が・・・。カメラや双眼鏡を三脚で道にセッティング占拠です。道から外

    れて森に入り込み・・・そこには世代更新の苗があるのでは・・・と心配になります。ここで火を使って大

    丈夫でしょうか。多くの場合大丈夫でも、たった一人がミスしたら・・・貴重な財産は灰になってしまいま

    す。鳥を愛し自然を愛しいっぱしのナチュラリスト気取りの人々が、一番鳥の住みにくい環境を作り自

    然を壊していませんか。森に入る人には意識教育からやりたいものですね。

           
    【和賀より明るいブナ林、樹齢の違い】 【お地蔵さんに見える?】  【たぶんキクザキイチゲ】

  

     センターハウスに戻って車から水汲みようの4リットルのペットボトルを取り出します。ブナの湧き水を

    汲みに行きました。6本も汲んできました。背負ったザックにも2本入れました。

      ダムに戻りゆっくりとコーヒーを味わいました。森でゆっくり出来なかった分、ここで十分に休憩を入れ

   、二人とも二杯ずつ飲みました。

      帰りも高速を使わず赤城山を回って帰りました。適当に走っていると五輪峠を通る道を走っていまし

    た。高速道を使えば1時間もかからずに帰れたのに、3時間もかかってしまいヤケに疲れました。それで

    も新緑の赤城山中をドライブできたのは、精神的に何かゆったりとしたものが残りました。これでいいの

    だと思います。


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