歴史ロマン・・・岩櫃山

 登頂日   2011.6.30           天 候        晴れ           登山口    
    同行者   単独                所要時間      2:00
    温 泉   なし

  タイム
    登山口発 9時00分→→→9時50分 山頂 10時00分→→→本丸跡着10時30分→→→登山口着11時00分


小野子三山が目的で来たがどうしても登山口にたどり着けず、結局あきらめて前々から食指が動いていた岩櫃山に変更する。

真田太平記が愛読書と言ってはばからない私としては、この山に登っていないのは何とも気恥ずかしい。

いつも見上げて通るので、この山の山容はおおかた理解しやすい。間違いなく岩峰であるはずだ。


登山口には駐車場がある                五合目石柱

登山道は岩の間を潜り抜けるように進んで行く。梯子の上り下りも多いがスケールは小規模だ。それにしてもアプローチは

短すぎる。山頂手前には馬の背のような場所があるし、また数十bのスラブに取り付けられた鎖もある。

この日は震度4の地震があったが、時間から行って私がちょうど馬の背を通過していた頃合いで・・・怖い。もちろん地震が

あった事には気づいていなかった。気が付いていたら折り返していたかもしれない。



  
梯子                ここも梯子

      
馬の背は50aほどの幅      もうすぐ山頂            はりめぐらされた鎖


山頂からの眺望はまるで箱庭を眺めているようで、思わず手を伸ばして拾い上げようとするほど近く感じさせる。802bの

山は高度だけではない何かがあるからこそ、群馬百名山にも選ばれているのだろう。眼下に展開する眺望は、全くそれ

を裏付けている。


   
山頂
                               眼下の箱庭  ジオラマのよう

小粒ではあるがスリルを感じる鎖あり、箱庭のような素晴らしい眺望あり、この地域の歴史を知っている人にはロマンあり

の素晴らしい山行だった。唯一残念な事はアルバイト量が少なく、スケールが小さい事。


       
山頂の鎖場、山頂から      山頂直下の鎖場を下から    山頂の鎖場を手前から
                                       岩肌に白く見えるのが鎖

下山時に城址に寄ってみる。岩櫃城は真田太平記では上田城・沼田城などと並んで主舞台として何度も登場する。この

城を知らずして真田の歴史は語れない。訪ねる事が出来て・・・良かった。ロマンやな〜〜。

  
歴史の本舞台

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