秋の縁側展【埼玉・秩父荒川贄川】  08.11. 9

      
全く真冬のように寒い日でした。確かに立冬は過ぎたのですがその変化はあまりにも急激で、お

     陰で中山道歩きは躊躇してしまいました。信濃路まで出かけてから《寒くて断念》という訳には行きま

     せん。

       テレビのニュースで秩父往還・贄川宿の第19回縁側展を報じていたのを、またしても妻が見つけて

     しまったので寒さ対策をして出かけました。

      本当は信濃路で確認するはずだった新しいウオーキングシューズの履き心地、是非にも次に出か

     けるまでに知っておく必要がありました。中山道を歩いていて靴擦れ・・・という訳にはいかないから、

     どこでもいいから歩いておきたかったのです。

      贄川には10時半に着きましたが既に下の駐車場はいっぱいで、周り道をした遠く(?)へと誘導さ

     れてしまいました。宿場を抜け小学校の校庭が駐車場だったのですが、かえって近いのではと思え

     る場所でした。

       よくよく考えるとこの集落の中を何度が通っていましたが、街道の宿場だとは全く気がついていま

     せんでした。

       ここで二人は目的の靴に履き替えて宿場に下りていきましたが、距離はほんの数分歩くだけでし

     た。街道に沿って30軒ほどの集落の家並みが続き、それぞれのお宅の縁側には文字通り絵などが

     展示され、まさしく縁側展でした。絵・写真・書・小間物そして食べ物や民芸品等々。今日は昼を用

     意していませんでしたので、古代米の赤飯とおやきを買い求めました。これは合格点を与えられる味

     ・・・しかし美味しいと思って食べたのですが、流石に赤飯と粉モノでは胃もたれが夕方まで続いてし

     まいました。

       この後の客の出は写真の通りが人で埋まる程で、私達は到着した時間が良かったようです。駐車

     場に戻った時には駐車場が満車の状態で、少し待って駐車しなければなりません。それでも昨年より

     は人出が少ないそうです。郷土を理解するいい機会となりました。

       来週こそ中山道を歩こうと妻と話し合っています。


     
     
警察からも警備が出るほど 飾りつけられた縁側    窓格子も利用される

     
     
販売もある         懐かしい風物詩      宿場の雰囲気

     
     
今回のパンプの表紙絵原画              絵手紙もやってみたい芸術表現

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