平標山
              


  登頂日  14.06. 21(土)      天 候  曇り時々晴れ       
  標 高   1.993 b       登山口  元橋           同行者   単独
   温 泉   なし

タイム  
-     往  路      復   路
    場所・地点      着     発     着      発
  元橋   8:00    13:40
  鉄塔   9:00   9:05 - -
  松手山   9:35   9:40 - -
  平標山頂  10:40 -     -     11:25
   所要時間 5:40   歩行時間  登り 2:40   下り 2:15

とにかく大好きな山で、山登りを始めて以来ほとんど毎年訪れている。これまで登らなかったとはっきり記憶している年は妻が手術

した年と私が足を骨折した年だけ。

その他にも欠かした年があるかもしれないが、春と秋に訪れている年もあるので山の経験年数とほぼ同じ回数登っている山だ。

 最近では毎年シーズン初めの脚力確認のために、この山を利用している。脚力のバロメーターだ。そして今年は初めて途中で引き

返した。

6月8日に訪れた際に、天候の影響もあって・・・体力・脚力よりも気力が伴わなかったのだ。気持ちが頂上を目指していなかった。

そしてリベンジのつもりが、この山行だった。もちろん今回は何の問題もなくクリアーした。

山頂から仙ノ倉にかけてのお花畑はほぼ最盛期で、今年も楽しむことができた。花の百名山に入っているので当然と言えば当然だが、

このお花畑は超人気で何時も登山者の行列が絶えない。

 アクセスが良く、行程・所要時間が手ごろで、マイナーな登山者でも簡単に楽しめる希少価値のある山だ。たおやかな尾根歩きも私

が大好きな理由の一つだ。



 梅雨の合間の土曜とあって、駐車場は満車状態。私はスタートが遅くて、ほとんどの登山者が出かけた後だった。

どこまで歩けばどれだけ疲れる・・・まで私の体はこの山を知り尽くしているので、快調なペースで登って行く。と言っても【早い】

と言う訳では無く、自分のリズムで・・・と言う意味だ。

 
元橋の駐車場は有料【500円】            6月8日はこの松手山で引き返した

残念なことに今日は山頂が隠れたり現れたり、はっきりしない天候だ。がっ時折陽も射す梅雨ならではの天候で、ガッカリしながらも

目的は【お花畑】なのでと言い聞かせる。そして何より脚力の鍛錬だから、天候はあまり気にしていない。

 
たおやかな尾根が続く           最後の急登を行く登山者の列。山頂まで後30分

平標には大きく4つの登山コースがある。一つは毎年私が利用する元橋〜松手山を経由するもの。次に多く利用されるのが、林道を

経由し平標山の家を通る【平元新道】。さらには土樽の毛渡沢から直登するコース。最後が谷川岳から縦走するコースだ。

マイナーな山にしてはバリエーションに富んだ、なかなかの山である。たおやかな尾根歩きはアルプスの縦走を彷彿させ、豊富な高山

植物が楽しめて、さしづめこの日は雲上の楽園と言ったところである。

平標山の家から山頂までは階段がしつらえてあり、自然保護とは言えこれが私にこのコースを利用させない所以である。

 
長い階段を登る登山者           平標山頂

息ついたら仙ノ倉方向に進む。1・2分も下るとお花畑が始まる。最盛期には素晴らしい花園がそこにある。多くの花園を見てきた

が、これまで見てきたアルプスのそれに比較しても決して見劣りすることはない。

 僅か3時間の努力でこれほどの花園を見られる場所は他に記憶がない。

 
キンポウゲ・ハクサンコザクラ        ハクサンイチゲが覆い尽くす

毎年訪れているのでコメントも毎年似たようなもので、更には写真の花もほぼ同じものになる。なるべくさまざまのシーンを切り

取ってアップしようと努力している。

    
階段が続く平元新道   林道登山口にある道祖神             林道を元橋に向かう登山者




     
ハクサンチドリ      ヨツバシオガマ       色とりどりのお花畑

      
白・ハクサンイチゲ、黄・キンポウゲ、         私の中でハクサンコザクラは高山植物の女王
桃・ハクサンコザクラとコイワカガミ

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