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75. 空木岳

折角の紅葉もカメラが無かった・・・空木岳

メ モ
登頂日 09/09/27(日)
天 候 曇り一時晴れ
百名山登頂順 71番目
標 高 2,864㍍
登山口 池山登山口
同行者 単独
温 泉 早太郎温泉こまくさの湯 アルカリ単純泉 600円

タイム
場所・地点 往路 (着) 往路 (発) 復路 (着) 復路 (発)
林道終点 05:15 16:20
タカウチ場 06:20 06:20 15:35 15:35
池山小屋 07:00 07:10 15:00 15:05
マセナギ 07:40 07:45 14:25 14:25
ヨナ沢の頭 08:30 08:30 13:30 13:40
分岐 09:40 09:45 12:35 12:35
駒峰ヒュッテ 11:00 11:00 11:50 12:15
空木岳 11:10 11:30
所要時間 往路
5:55
復路
4:50

平田影郎

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いつもなら睡眠もとらずに土曜に山に登り、日曜に家でゆっくりするパターンを選択していた。しかし先週は土曜に早めに寝て確り睡眠をとってから登山口に向かい、日曜の早朝から登り始めてみた。

睡眠は非常に大切で、お陰であの厳しい平ケ岳を快調に(?)登る事が出来た。これに味を占めて今週もこの方法で長丁場の空木に挑む事にした。

というよりは【寝ないともたない】のが現在の体力・気力である。今後はこのパターンが続く事になる。

先週の平ケ岳登山では写真がほとんどピンボケで、使えるものが少ししか無かった。きっと厳しい登りの連続で知らず知らずに呼吸の乱れなどで【手ぶれ】だと思っていた。ところが今回まぎれもなくカメラが壊れてしまって、結局先週の変な写り方は故障の前兆だったようである。

紅葉は時季としては少し早いかな・・・と思っていたが、実際には見事に最盛期で自分の中でもベスト3に入ろうというものであった。

なのに・・・カメラは写ってくれなかったのだ。シャッターは切れるのだが、再生すると真っ白な液晶画面。

僅かに2年も使っていないカメラなのに、こんな馬鹿な話があるもんか。心と瞼に残る思い出だけを持って帰る事になって・・・

ガッカリと肩を落としていたのだった。

しかし地獄にも仏はいるもので多くの方が『メールで写真を送ってあげる』と申し出ていただき、実際に紅葉写真を送ってくださった方も。

西宮の方、神奈川の方、愛知の方・・・本当にご親切に感謝いたしています。

池山小屋水場
空木平非難小屋への分岐から
非難小屋付近

林道の終点と思しき場所に到着したのは4時少し前だったから、周りはまだまだ真っ暗で動きが取れそうも無い。5時になったら動き出そうと思って目をつぶっていると、幾らか眠ってしまったようだ。隣の車から降りて動き出す人の気配を感じ、目を開けて見るとちょうど5時であった。

一緒に準備を始めた。今週は確りと食料をザックに入れ、何度も何度も確認をしてしまった。

隣の方が神奈川の方で『一緒に行こう』と誘われたが、『先週塩見岳を日帰りした』と聞いた途端、脚力の違いを感じた私は遠慮させていただいた。

事実・・・私が6時間で頂上に着いた時、その方は9時に山頂に到着したあと南駒ケ岳までピストンして戻ってきたところであった。

ところで私が【林道終点P】と思い込んだ場所のことだが、どうも違うような気がする。タカウチ場目指して登山口から3~40分登った地点にも、トイレと駐車場がある【三本地蔵?】と言うポイントがあった。どうもここが一般的に【林道終点】と言われている場所のようだ。

とすれば登りで小1時間、下りで30分程表示されたタイムより多くかかる事になる。どうりで・・・ヘロヘロ。

駒石付近の紅葉
駒峰ヒュッテを振り返る
空木岳山頂

駐車場から500㍍ほど戻ったところが登山口と表示されていて、ここの路肩に車を停めて登っている人もいる。いきなりの登りで一汗かいた頃、ひょっこりまた林道に飛び出した。ここが先ほど言った【林道最終駐車場】なのだろう。

本来はここまでの時間を得したはずなのだ。ここから緩やかではあるが池山遊歩道を兼ねた登山道になっていて【タカウチ場】、【池山小屋の水場】と進んでいく。特別な事は無いが何となく2時間ほどかかっている。ザックを下ろして朝食の時間とした。

ゆっくり足の私はここまでに既に3・4人に追い越されている。休んだ後ここからは本格的な登りとなった。私は遊歩道の方ではなく登山道を次のポイント【マセナギ】を目指した。登山道は相変わらず歩きやすい確り整備された道である。

マセナギまでも大した苦労は無い。しかしここからいよいよ空木岳が本性を現し始める。ヤセ尾根があったり岩肌をヘツる場面あり、切れ落ちた崖がありの一見ビビッてしまうシーンが【ヨナ沢の頭】を過ぎるまで続く。しかし鎖や階段、梯子にロープと確り整備されていて少しも心配は要らない。むしろ気を抜いてしまい躓いて滑落してしまう方が心配である。

ここに当然、梯子や切れ落ちた崖の写真を掲載したいが・・・写したのに写っていない。というより再生して確認しても真っ白い液晶画面しか出ていなかったので、映っていない事はこの時から判っていた。ちょうどこの厳しい辺りで下山者と遭遇する。

その人数は多く、夕べの駒峰ヒュッテは相当の混雑だったに違いない。

厳しいのはヨナ沢の頭を過ぎるまででこの辺りからは紅葉が目に付くようになってきた。道は相変わらず細いものの傾斜も危険度もそれ程の事は無く、紅葉などに目を遣る余裕も生まれてきた。そして【非難小屋】への分岐では紅葉が真っ盛りとなった。

ここで始めに追い抜かれた人に追いついたが、追いついたのは何度目かであった。二人はおいつ追われつの速さで進んでいる。

私はお握りを一個腹に入れてからスタートしたので、展望が開けた場所に出た時その方は駒石への登りを進んでいた。

展望が開けた途端に目に飛び込んできたのは駒石への斜面の紅葉や、非難小屋前の谷筋の紅葉、丸山尾根の斜面の紅葉・・・残念だ。写真を何とか写す事が出来ないか・・・カメラをゆすってみたり・・・ダメを承知でシャッターを押したりと30分程やって見たが結果は先にお話したとおりだ。

ここでお会いしたのが西宮のご夫婦である。実に気持ちの良い方で事情をお話しすると時間を取って写真を写してくれた。ザックをデポして空身で山頂に向かうと厳しい登りもあっという間で、ヒュッテのテラスを抜けて山頂に至った。

ここで例のメンバーと20分程話し私だけ山頂を後にした。というのは駒石に戻って食事を取るためである。

山頂から派生する尾根
鳳凰の薬師に似た雰囲気
丸山尾根の紅葉

下山を開始してから僅かの時間で西宮のご夫婦に追いついた。奥様は岩場が苦手そうで不安だったが、ご主人が先に行ってくれと言うので二人を追い越し下山した。池山小屋まで戻ると愛知の方が追いついてきた。

ご夫婦のことを聞いてみるとまだ大地獄辺りではないかという。何となく私は後悔していた。危ないところだけでも一緒に帰ればよかったのでは・・・と。

愛知の方と4時過ぎに駐車場に戻って分かれた。私は着替えたりしながら5時ごろまで駐車場にいて、菅の台に付く頃は5時半になっていたはずだが、上っていくタクシーに会う事は無かった。あの時間でもご夫婦は【タカウチ場】についていないようだ。  

妻に電話を入れるといつもより遅いと心配していた。いつもはコースタイムに余裕を持って下山時刻を知らせてあるが、林道最終駐車場まで車が入れないのは計算外であったから・・・。

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