本当に寒い日でした。こんなに寒くては何も手につきません。今年の寒さは格別です。年を重ねたせいばかりでなく、吹雪き・・・吹雪き・・・氷の世界。灯油の使用量が例年の倍ですし、円安で価格は高騰しますから・・・リタイヤ生活者はピンチに立たされています。
あまりに寒いのでお風呂に行く事に。秩父の吉田町にある【星音の湯】へ。せいねのゆ・・・と読みますが、名前はロマンチックでいかにも良いお風呂と言う印象を与えます。
あちこちネットで探したのですが、岩盤浴もあるのでココに決めました。日曜ですからある程度の混雑は覚悟していたのですが、最悪でした。
食事もできないほどレストランは混雑。休憩所も狭くて・・・館林から来ていた同年代のご夫婦が相席させてくれて、何とか座る事ができました。
空いている場所と言えば・・・こんな寒い日に、テラスの畳敷きスペース。冷たい風が吹き抜けて・・・誰も座りませんよ、そんな場所に。
岩盤浴はわざわざ追加料金を払うほどのモノではなく、むしろサウナにしておけば良かったと後悔しています。男女別の部屋でしたが、男は私が一人だけ。出てから聞くと妻も一人だけだったとの事。リピーターは二度と岩盤をやらないんでしょうね。
お湯は炭酸系の塩化物泉。少しヌルヌルしていて温まりそうですが、かけ流しにはできないのが秩父の弱点。秩父の湯はほとんどが昔は【鉱泉】と呼ばれた泉温です。
沸かし湯ですからかけ流しにするためには、エネルギーを捨てると考えないとできないのです。
いずれにしても・・・たかだか冷鉱泉ごときに、こんなに客が集中するのか・・・と思えるほどの人ごみ。もちろん冷鉱泉でも確りしたお湯は沢山あります。しかし我が家では・・・こういうごちゃごちゃした雰囲気のお湯では・・・二度目はありません。
私が言いたいのは冷鉱泉を軽視しているのではなく、どんな湯でも湯守り人次第でいい湯にも悪い湯にもなると言う事です。
夕方帰途でやっとの事、コンビニでおにぎりをお腹に入れました。食事を持ち込みで行けばよかった。低血糖で妻が不調になってしまったんです。レストランが混むなら、売店で何か販売してくれればいいのに・・・仕方なく唯一その場で食べられる防腐剤たっぷりのどら焼きを・・・二度目はないな。
家に戻ったら一日火の気がなかったために寒々としていて、折角温まっていた身体は一気に冷え冷え。湯沸かし器の凍結防止が、夕方のこの時間に作動していたのは今年初めて。
と言う事はこの冬一番の寒さだったのでしょうか? 本当に氷の世界に居るようです。リンゴ売りはいませんけど・・・解るかなー。
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