幌尻岳がある平取から羊蹄山の登山口の倶知安まで、100キロ以上の移動になる。幌尻岳から下山して、またまたむかわの道の駅に泊る。
翌日は雨模様だったが倶知安を目指す。支笏湖付近は妻との旅行で歩いたことがあって・・・懐かしい。今は【キノコの王国】という面白いドライブインがあって、美味しいキノコ汁でお昼ご飯を食べた。
北海道では何店かチューンで営まれていて、【100円キノコ汁】のユニークさが受けて人気のスポットらしい。
特にここには変な名前の湧水があって・・・一人でうけてしまった。それはこれ。
北海道の川水はエキノコックスウィルスがあるので生では飲めないが、ここの湧水は全く心配ないので確り汲んだ。十勝岳の不動清水の時もそうだが、調理に使う水は安全な場所で汲むことにしている。
キノコの王国の敷地内に湧いている水で、一切外気に触れされないでここまで引いている。
倶知安の町でこの旅行2度目のコインランドリー利用。ここのは早くて洗い・すすぎ・乾燥までが55分で終了する最新式だった。前回の十勝のキャンプ場は洗剤すら出なくて、終わるまでに2時間以上もかかった。
その間に倶知安のマーケットで買い物。この日はホロホロ三世が進めてくれたホッキガイを購入。この後半月湖キャンプ場の水場でさばいてみた。
『口から包丁を入れて、黒い部分を取り除いて・・・』と初めから終わりまでホロホロが電話で指導。食事は美味しいものを楽しく食べないと力にならない。この日は元気モリモリ。
羊蹄山はガスに覆われていて姿を見せてくれない。この山だけは美しい山容が楽しめないと、登る意味さえ半減する。何とか秀麗な姿を拝みたかったが・・・前日、登山当日、翌日と姿を拝むことができなかった。
前夜は天候の影響があるのか、登山者が半月湖キャンプ場駐車場に泊ることは無かった。広い駐車場に私が一台だけ。
北海道で唯一ヒグマがいない山・・・と判っていても一人ではやっぱり不安。水道で洗い物をしていても、周りをキョロキョロしながら。落ち着かない炊事になった。
夜のトイレも全くそのことが不安で、とりあえず少しだけドアを開けて周りを確認。それから車を出る。
翌朝、数人の登山者がやってきて、そのうちの一人と一緒に登り始める。話をすると何と埼玉からの方。結局ずっと一緒に行動する。
桶川の梅本さんとは下山後もニセコの綺羅乃湯を案内していただき、ニセコの道の駅で3時ごろから飲み始めた。二人とも夕方にはヘベレケになっていた。写真はガスの九合目を行く梅本さんです。
頂上までの稜線は強風が吹きすさぶ状態だったが、二人で山頂に立った。北海道5座目が終了した。五合目付近に戻ると・・・またまた下界が綺麗に望めて・・・少し待っていたら改善したかもしれない。今回の北海道の山はこんな天候ばかりだ。
そして望みのお花畑もタデやシシウド、オニユリなど珍しいものではないが、一面に展開する様は満足のロケーション。北海道に来て良かった・・・!
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