ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

工場見学

リタイヤ生活

朝早く家を出て、昔の職場を2か所訪問。

昔の部下たちと話してきました。

今、元職場は補正予算要求事務の真っ最中。

いくら朝早く出たとはいえ・・・私の家は埼玉県でも一番北に位置して、現役の時もどこの支社に通勤しても片道2時間。

30年間もよく頑張ったものです。

遠くの支社の時には、高速道路を使って通勤して毎月12万の赤字でした。

勤務先からは高速代の上限20.000円しかもらえなかったのです。

そんな田舎に住む私が、今日も最初の支社に到着したのは11時近く。

話し込んでいるうちに11時半になり、次の支社に移動して到着したのは12時を過ぎてました。

昼ごはんの時間なのに嫌な顔もせずに相手をしてくれる後輩たちにありがたくて感謝!

そして私が所属するボランティア団体の見学会に。

もう時間が無くてコンビニでパンを2個買って、かじりながら運転。

時間ギリギリの到着でした。

場所は久喜市にある長島鋳物さん。

鋳物と言えば私たち世代は吉永小百合さんのデビュー作「キューポラのある町」が思い浮かびます。

埼玉県の川口市は鋳物の街・・・そこが舞台の映画でした。

その鋳物・・・鋳鉄で作られるマンホール蓋の工場です。

砂で型を作って鋳鉄を流し込んで、こんな製品が出来上がります。

これはまだ仕上げ加工をしていない状態。

この後、サンドブラスト(?)でピカピカに仕上げて、塗装します。

そんな工程を観てきました。

こんな工場を見る機会は、個人では無理で初めてのことでした。

我がボランティア団体は、こんな企画のほかに小学校への出前授業など幅広く活動しています。

ただ私は妻の体調の関係などで、コロナ禍以降参加していませんでした。

4年ぶりぐらいの参加です。

余談ですが・・・丸いマンホールって径が同じなために蓋が絶対に下に落ちません。

そこで受験生たちの縁起担ぎに一役買っています。

今、全国の自治体ではマンホールカードを作って見学者等に配っています。

最初は誰がこんなものをほしがるんだ? と否定的な観測もありましたが、受験生のニーズが人気に火をつけました。

そこでどうせなら綺麗なマンホール蓋がアピールできると考えた全国の自治体さんは、デザイン蓋を実際に設置するようになりました。

長島鋳物さんの製品が全国のマンホールをかざっているのです。

これは一例で・・・岡崎市さんの消火栓の蓋です。

注・・・写真を掲示して支障があればご連絡ください。すぐに削除します。

ちなみにマンホールカードに使用される写真のマンホール蓋は、実際に公道などに設置されているもの・・・と下水道の場合は規定されています。

色付け作業中の綺麗なマンホール蓋。

全行程2時間の見学でしたが、鉄の作業ですから音がすごくて作業員さんは耳を悪くするのでは・・・。

それと意外に人力で作業が行われているのに、驚きを隠せません。

正直、辛い作業ですから人手の確保が難しいのでは・・・。

 

 

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