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岩手への道すがら考える

リタイヤ生活

土曜は母の四十九日と百ケ日を併せた法事、そして納骨をします。それで岩手に行く事になっているのですが・・・。

そのついでに田んぼを耕作してくれている人に会って、引き続きの耕作をお願いします。

それでも・・・もし断られたら、いよいよ自分で耕作するなり何らかの方策を考えないと。

先日、母の写真を頼んだ同級生が農家をやっているので、最後の頼みにかけてみて・・・。

ダメだったら指導を受けながら自分でと言うことになります。

実家にはすべての農機がありますが、兄が耕作を止めてから10年にもなるので到底使える状態ではないはずです。

お金をかけて直してまで、1反の田んぼに執着もしにくくて迷いどころです。

実家から田んぼは数百メートルしか離れていないので、道路を自走して田んぼに行けますが・・・小型特殊の免許が必要でしたか?

どうなる事やら・・・直ぐに結果は出ます。

今日、休耕の時に雑草などをどうするか農家の人に聞いたら、除草剤などを散布すると隣の田んぼの所有者と裁判沙汰にもなっている事例もあるそうです。

とにかく作物を作らなくても耕すしか方法は無いそうです。耕せば雑草もあまり生えないらしい。

と言うことは・・・お金を払って田んぼを耕してくれる人を見つける必要が。

今回の岩手行はそんな算段をする旅になりそうです。

今考えているのは・・・とにかく米を耕作してもらって、私が万が一の時にはその人に田んぼを無償譲渡する・・・という契約をする方法を考えています。

そうすればお互いの次世代に、煩わしい事を残さずに済むのではないか。

まあ、とにかく今回は相手の立場で確り話を聞いてきます。

父も母も天国で『まったく厄介な時代になったものだ』と嘆いているかもしれません。

貧乏で米も買えなかった生活から逃れるため、夫婦で頑張って手に入れた田んぼ・・・その思いが解っているだけに、息子としても簡単に耕作を諦めたり手放したりするのは・・・辛いのです。

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