灯りのペイジェント・・・鹿教湯《長野・上田》
2007/02
仲間で温泉に行ってきました。いつもどおり何処にするかあれこれ迷いましたが、だれも行った事が無い鹿教湯温泉にしました。夜になると温泉街一斉に氷の器に灯が燈り、幻想的な雰囲気が味わえると言うのです。
寒い冬に・・・少しは心温まる・・・という期待が持てたのでしょう。また珍しい屋根つきの橋があります。最近知りましたがこんな橋を訪ねあることを趣味にしている方もいるようです。私は松本方面から上田・小諸に帰る際に三才山(みさやま)トンネルを良く利用しますので、いつも鹿教湯を通っていました。たまに温泉街に車を乗り入れたこともありました。しかし駐車場などが見つからずお湯に浸かったことがありませんでした。
阿弥陀堂に参ったり、屋根つき橋を渡ったり散策を楽しんでいるうちに夕食となりました。食事後早速灯りのページェントを体感です。まあまあ雰囲気が醸し出され楽しむ事が出来ました。そのまま外湯めぐりに出かけた仲間もいましたが、私は風邪気味でしたので止めて置きました。そして宿の露天に入ったのですが・・・・・信州の氷点下の露天は厳しく・・・・・結局風邪をひいてしまいました。
翌日は善光寺平を色々巡る事にしました。ここには私たち夫婦にとって重要なスポットがあります
楽しみに残しておいてとりあえず前山寺の三重の塔を案内しました。これが室町時代の創建だと言っても中々信じてもらえません。重要な文化財が多く残されている地域なのです。ここは信州の鎌倉と言われる程名刹が多く、善光寺平だけで札所巡りが出来ます。
さて我々の大切なスポットとは・・・デッサン館に併設された喫茶店です。善光寺平側はピクチャーウィンドーと言うべき窓があり、善光寺平を一望のもとに俯瞰できます。素晴らしい景観は圧巻で私たちも始めて観たときには感動したのを覚えています。どうしても仲間を連れてきたかったのです。そしてこれを見た皆が喜んでくれました。
当然【無言館】も案内しました。戦没画学生の作品を集めた美術館は昔は無料で、志を入館料代わりにおくシステムでしたが、500円以上を置く事に変わっていました。きっと置かずに帰る人が多かったのでしょう。
風呂に入って帰る事になったのですが別所温泉は皆何度も入っていますので、珍しいところを探しました。そして元鉄人が見つけてあった千古温泉にしました。上田から真田方面に向かうと硫黄臭が漂ってきます。浴槽は小さいがいいお湯でした。