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絶品アワビ粥

韓国旅行

今朝、元の会社の部下から電話があり、私の地元で野球の試合があるので『見に来て』と誘いがありました。彼は蓮田市から委嘱を受けて中学校の野球部の外部コーチをしています。

私も野球少年でしたから・・・良く野球の話をしていました。それを思い出して誘ってくれたのです。今日から夏の甲子園が始まりましたが、我が家にはテレビもありませんし節電でエアコンも使用せず・・・どっちみち熱いのですから、彼の熱血漢ぶりを見に行きました。

仕事上もそうですが・・・中学生の指導も昔流行った『青春ドラマ』さながらで、徹底した指導ぶりでした。基本を忘れた凡プレーには雷が落ちていました。
私は上司でしたがその私でさえ当時はビクビクしていましたから、中学生は震えあがっているのかもしれません。

でも反面・・・温かさあふれる指導も忘れていませんから、生徒たちは信頼と安心で全力プレーができているのでしょう。強そうに見えない強いチームで・・・一つ一つのプレーに基本が叩き込まれていて、カバーや全力疾走などは実に爽やかなチーム・・・ヤツの指導ならと頷けます。

さて・・・ハルラ山、帰路は4時間以上をかけました。途中で休み休み・・・道々相棒とはよりによって『小沢一郎がどうしたこうした』なんて、つまんない話をしながら・・・。
今思うと・・・せっかくの済州でつまらない話を・・・反省。

全く食べていませんから登山口では目が回るほど空腹でした。休憩所に行くとイモ(小母さん)が、我々が食べられそうなメニューを教えてくれました。
【クッス】という日本ではうどんに近いもので、あっさりした口当たりの割には出汁が効き・・・相棒はもう一杯頼みそうでした。

この後、夕食のアワビ粥を食べられなくなるので止めたのですが・・・あの美味しいものを食べそこなっていたら今回の旅を後悔していたでしょう。相棒は事前に新大久保で2回もアワビ粥を食べたそうですが、全く別物だそうです。釜山に渡ってからも一人で食べたらしいのですが、それもこれほどの感動はなかったようです。

肝がたっぷり入っているのか色が薄緑色で、新大久保のは白かったそうですから肝の量が違うのでしょう。少食の妻までがペロリといってしまいました。
他には切り刻まれても動いているタコやヒラメの刺身・・・タコは口に吸盤で吸い付いて来ます。

このお店の場所は全く判りませんが、済州島の本土寄りの海岸だと思います。大体自分たちが泊まった場所すら判っていません。何しろ一文字も読めないのですから、解らないのが当然です。

まあ・・・美味しい、美味しくないは個人の味覚の問題ですから、ご自分に合ったお店が見つかるはずで、ここで私から聞くより旅の醍醐味を味わえるはずです。

話は戻って・・・休憩所で迎えを待つ間に小母さん相手にいろいろ話しかけ、言葉を沢山教えてもらいました。もちろん覚えていませんけど・・・。こんなに粘った日本人は過去にいなかったのでは・・・いつまでも大して売り上げも上がらないのに、相手をしてくれました・・・感謝。

翌日は午前中の便で釜山に移動しますが、今回は釜山への移動が失敗でした。済州にじっくり腰を据えた方が疲れずに良かった。明日はそのお疲れイメージだけの釜山のお話です。

写真は肝がたっぷりで濃厚な味のアワビ粥と、口の中に吸い付くタコです。

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