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ハルラ山に登頂

韓国旅行

どうも夕べの深酒が影響しているようだ。いつもならブッチギリで置いていく相棒に、全く追いつけない。しかし所要時間を後で知るが・・・私は決して遅くはなく、お遍路や丹沢登山を繰り返して実力を付けた相棒の脚力が勝っていた。

朝5時パンションに弟の友達のお兄さんが迎えに来てくれた。本当は昨日使っていたマイクロバスが来るはずだったが、あっちこち行かされて文句を言ったらしい。
それで切れてしまった弟の友だちが、そのバスをキャンセルしてしまったらしい。

急に頼まれてお兄さんがやってきたのだが、昨日とは違って丁寧な運転で城板岳登山口に運んでくれた。途中峠道から済州島の夜景を俯瞰することができて・・・あまりの美しさに感動・・・暗いうちに登山口を目指すことをお勧めしたい。

済州は福岡より緯度が高く・・・日没は遅く・・・昨晩のバーベキューは7時半でもまだ太陽があった。もし夜景を見るのであれば・・・5時40分に登山口に着いた時はうっすらと明るくなっていたから・・・その前でなければならない。

韓国の方は大きな荷物を背負う方は少ない。ペットボトル一本と片手にストックというスタイルが圧倒的だ。そして足早に追い越していく。この日も数十人に追い越されたが、抜いた人数は数人に過ぎない。

キュウリとマッコリで山を楽しむのが一般的だと、後から弟の友達に教えていただいた。
相棒は何人かの韓国人にキュウリやパプリカなどを頂いて、友達のように話しながら登ってきた。会話を聞いていると・・・良く解らないが何となく・・・何を言われても『イェーッ』と答えているようだ。


このパプリカがフルーツのように甘い。私たちも昨日【東門市場】で求めた特産のミカンを持っていたので、疲れた胃にとっては有効であった。

ツツジ畑待避所から1キロほどが本格的な登りとなるが、僅か30分ほどの辛さで何ほどのこともない。最後の急登を懸命に足を運ぶ。

早く出てきた事が良かった・・・頂上にはまだ20人ほどしかおらず、広い山頂は寂しいほど。1時間ほどマッコリオジサンやパプリカおばさんたちと写真を撮ったり撮られたり・・・。相棒はすっかり打ち解けて・・・どこへ行ってもこの能力を発揮できるから素晴らしい。

下山にかかると圧倒的な人・人・人…行列が途切れない。夏休みのシーズンでもありバカンスで済州に来ている方も多いようだ。2泊したパンションは連日の満室だった。リゾートとしての済州に日本の観光地は勝てそうにない気がした。

ツツジ畑待避所ではほとんどの人がカップラーメンを食べる。この登山者が消費する量だから膨大で、登山道の脇に沿って設置されたエンジンで稼働するトロッコが荷揚げしている。
ちょうど出くわしたが大きな段ボール50箱ほどが今日も上がっていった。

迎えは登山口4時半にしてしまったため、どんなにゆっくり下っても2時間以上の余裕ができた。相棒が待避所で休みたいというのでベンチで休んでいると、家族ずれらしき中の高校生二人が私たちに海苔巻を勧めてくれた。よほど私たちが食べたそうに見ていたのかもしれない。

食べては美味しい海苔巻で『マジッソヨー』と言うと再び勧められ、相棒は2個も女子高生から取り上げてしまった。驚いたのは『コマスミダ』と言って私たちが立ち上がると、家族が一斉に立ち上がって礼を返してくれた。年長者をここまで敬うことが沁みついているようで・・・何とも日本の若者と比較してしまった。

カップラーメンを買うために並ぶ人たちです。

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