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90キロのお米

日常

仙台の先、【鶴巣SA】に着いたのは日付が変わった1時半頃でした。小雨で見通しが悪く辛い運転でしたが、北関東道が繋がったおかげでここまで30分以上は確実に短縮されました。

先日購入したダウンのシュラフ(寝袋)を試してみたいと思っていたのですが、山に行けずに試す機会がありませんでしたから、北国に向かう今日は絶好のチャンスでした。

早春や晩秋の気温が低い時季に、はたして山で役に立つのでしょうか。車の中ですから山と同じ条件と言うわけにはいきませんが、できるだけ悪条件にしようと思い下着だけでシェラフに入ります。

明け方はかなり冷え込みましたが、さすがにダウンは効果抜群で快適に過ごせました。これで飯豊山のテント泊も怖くはありません。

6時間ほど熟睡し8時ごろに起きました。本線は紅葉狩りの観光客の車が切れ間なく続いています。妻が作ってくれたサンドイッチを頬張り、目的の岩手を目指します。

お昼に姉と待ち合わせていました。母の最近の様子を聞きたかったのです。母の世話は兄の家族に任せていますのであまり口出しはできませんが、少しでも母の気持ちを理解できれば・・・。

姉の話では最近の母は落ち着いて過ごしているそうですから、遠くで見ているしかない私としては心休まる思いです。大変な思いで介護をしている皆さんに感謝です。姉にも感謝の気持ちを伝えて別れました。

15時にお米を取りに行く約束でした。今年も例年通り30キロの袋を三ついただけました。そして『来年も耕作をお願いしたい』と言うと、気持ちよく引き受けてくれました。

『不透明な状況だけど・・・』と言われましたが、咄嗟には何の事か解りませんでした。帰りの道すがら考えてみるに・・・多分・・・【TPP】か【放射能】か・・・でしょう。

放射能の件はダイレクトに切り出せませんでしたが、『今年は大変だったでしょう』と言うと通じたようです。『汚染されていないからよかったよ。今年は完売した』と言ってました。我が家のコメは安全です。

そして実家に寄ると・・・いきなり現れた私に母は大喜びでした。姉も兄も『母は時々ボケる』と言いますが、92歳ですから当然と言えば当然ですが、今日は全くそんな事を感じさせない受け答えでした。

たまにしか会わない私とでは緊張感が違うのかもしれません。とすれば・・・【珍しい出来事】などの刺激がボケには効果があるのでしょう。もっと話し相手になって脳を刺激してあげれば、ボケるスピードが鈍化するかもしれない・・・相手してあげられない親不孝な私を実感した日です。

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