先生とは昨年から山行の約束があったのですが、私の実兄が直前に亡くなると言う事態に中止になっていました。
今回は私が幾通りかの計画を作り先生に選んで貰ったところ、この百名山2座登頂の計画に決定しました。
当然お盆休みで混雑覚悟、『テントで行こう』と決まり重い荷物になりました。でも・・・何とも運が良くて・・・この辛い登りの日にお日様は雲に覆われると言う超ラッキーな。
下山の日は下界では40℃超えという恐ろしい日でしたが、登ってくる登山者は全員がバテバテでとても山小屋までたどり着けそうにない程やられてました。
私達は涼しい顔をして登れたのですから、実は私は運が良い男なのかもしれません。途中、鏡平山荘のかき氷を食べて、更に元気は増幅して三俣山荘には15時前に到着できました。
今回の行程です。
1日目 新穂高から三俣山荘まで10時間歩く
先生だけ弓折岳に登頂
テントを張り終え、ビールとお酒で大宴会
三俣山荘のビールは2階の食堂のものしか冷えていない。
知らないと生ぬるいビールを飲むことに・・・。
飲み過ぎて20時ごろまでテント内で苦しむ
2日目 テントをそのままにして出発
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳と3.000㍍級の峰々に登頂
テントに戻って大宴会。岡山の若者を交え話に花が咲く
3日目 名残を惜しみながらテントを撤収して下山開始
三俣蓮華岳、丸山、双六岳に登頂する
14時に新穂高に無事到着、駐車料の高いのにビックリ
それにしても嬉しかったのは・・・先生に喜んでもらえた事。北アのロケーションに・・・秩父沢の雪渓から流れ出る雪どけ水の美味しさに・・・汗をかきながら運び上げたトマトやキュウリの美味しさに・・・ペットボトルに移して運び上げたフルーティな日本酒の口当たりの良さに・・・。
先生、喜んでくれてありがとう・・・それを見ている私がどれだけ嬉しかったか・・・お礼をいくら言っても言い足りない感じです。
テントでの山行・・・またまた火が着きそうで、自分をセーブできるか・・・心配だなあー。
写真はたまたま骨折をした方がいて、救助にやってきた富山県警のヘリです。
水晶岳の岩場を行く先生
三俣山荘に戻って知り合った〇沢から来ている学校の先生とスタッフのお子さん。幼稚園が夏休みなので来ていたのですが、とてもおしゃまな子で人気者。可愛いなあー。
また学校の先生も明るくて、自分をしっかり持っているようないい娘でした。とても山好きで毎週出かけているような・・・もし旦那さんが居るのなら、どうしているのでしょう。余計なお世話ですが。
宴会の後始末をしている先生です。こんなロケーションでお酒を飲むんですから、不味いわけがありませんよね。あーあ、ストレスが解消され、また数年寿命が延びた感じです。
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