福井の親友に会うために北陸道を走って、坂井の道の駅で合流。
お土産にメバルを開いて持ってきてくれました。
カニといえば越前蟹の三国。
彼はその三国出身なんです。
喉を重病で手術していますが、器具を使って話せるのできちんと会話が成り立ちます。
ただ話しすぎると大きく咳き込むので、無理に話さないように言うのですが。
普段会話がないので、こんな時に話したい、、、って。
来年会えるかな、、って気弱なことを言ってましたけど、しぶとい男ですから!
来年、私がまた来てあげる、、、といいました。
別れて埼玉に向かっていると、今度は岩手の親友から電話。
子供の時に一緒に育った友とか幼馴染という存在より大きな、、、兄弟のような。
親友が言うに、、、則之が全身に転移したガンで、ホスピスに入ったから覚悟をしておけ、、、と。
子供の頃の二人の関係を知ってるので、心の準備のために知らせてくれたのです。
会えるならすぐにも岩手まで飛んで行きたいけど、岩手にいる仲間たちも会えない状態とか。
まだ若い頃にザック一つで世界を回り、日本のバックパッカーの草分けでしょう。
浦和に住んでいた我が家にもよくきてくれて、娘に折り紙を教えてくれました。
我が家の娘は折り紙のプロと言えるほどですが、彼の影響なのです。
今は岩手で喫茶店をやっていて、帰省した我が家は家族ぐるみでお邪魔する間柄。
気持ちの整理をどのようにつけたらいいのか、、、。
岩手に戻っても、、、行ける場所が一つ減ります。
まだダメと決まったわけじゃないけど、ホスピスに入ったということは大きな期待はできません。
最後に会いたい、、、向こうもきっとそう思っているはず。
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