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幼馴染で親友のお墓参り

くるま旅リタイヤ生活

16日の火曜日は娘を仙台で降ろしてから、再び東北道を前沢SAまで走行して泊まりました。

17日の朝は晴れ上がっていたのに8時ごろに移動しようとすると・・・前が見えないほどの土砂降り。

こんな雨でのお墓参りは辛い・・・と思っていたら、通り雨のようでその後はまた晴れ上がり墓参りに支障なしです。

待ち合わせの11時に妹さんが来てくれて、まずはお墓へ。

先に到着して花も用意してあったし、娘がお墓に備えるように用意した折り紙も。

娘は折り紙のプロですがその興味のきっかけは、この故人が我が家に遊びに来るたびに小さい娘に折ってくれた動物の折り紙。

亡くなる少し前に見舞った際、娘の作品を見せると「後継ぎが出来た」と目を細めて喜んでくれたのでした。

娘は今でも故人を【折り紙のおじちゃん】と呼びます。

そんな話を妹さんと・・・。

喫茶店をやってましたから同級生はよく顔を出したでしょうが、昔からの関係を考えたら私と一番縁が深かったと思うのです。

日本のバックパッカーの草分けではないでしょうか?

若くして世界に旅立っていましたから。

これから何より辛いのは、岩手に帰った時に寄ってまどろむ場所が無くなったこと。

埼玉生まれの妻が知り合いのいない岩手に行っても居場所がなく、唯一若い時から付き合いのある故人の店が気が休まる場所でした。

今回のお墓参りは妻のたっての希望でしたが、妹さんがその心情を理解してくれて貴重な時間を割いてくれたのでした。

故人が住まう金ヶ崎町には重伝地区(重要伝統的建造物群保存地区)の武家屋敷群があります。

過去に私たち夫婦は立ち寄ったことがありました。

往時は南部藩との藩堺、伊達藩の辺境の守りに着いた武士団の居住地で、今でも多くの建物や生け垣が見事な雰囲気を残しています。

そんな中にこじゃれたレストランがあって、妹さんが予約してくれていました。

かつてのお屋敷を改造した古民家風レストラン。

じつに味のあるたたずまいで、まして味も素晴らしい。

茶そばとかき揚げと茶わん蒸しを食べましたが、どれも合格の味。

蕎麦は私が食べて評価できるお店に遜色ないレベルで、かき揚げも平べったいと言うよりは球状に近いのに脂っこくない。

そして面白いのがレストランの隅のテーブルの上に、副菜の大皿が数種類あって・・・食べ放題。

ただし自分で取りに行くルール。

2回も3回もお代わりしている人がいました。

私が気に入ったのは【もやしのナムル】、抜群に美味しかったなあ。

ナスの煮びたしはちょっと薄味すぎる感じで、、、キュウリの浅漬けは新鮮でおいしかった。

とても多くの客で予約していただかなかったら、席は無かったと思います。

美味しい料理には話がはずみます。

妹さんが知らない、、、彼と私たち家族との交流話し。

亡くなる直前に見舞ったときの話など・・・話はつきません。

名残惜しいのですがまたの機会に再会を約して別れました。

お土産に十数種の野菜の詰め合わせ・・・ダンボールいっぱいにいただいて・・・。

今度は娘を連れてお参りしますし、岩手に来た時は勝手にお参りさせてください・・・とご遺族に伝えてもらいました。

入口の雰囲気

中は座席と椅子席。

 

 

 

 

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