昨日アップした花の窟神社ですが、高野山や熊野古道、那智大社等々と一緒に信仰の対象としての世界遺産なのでしょう。
がっ、調べてみたらちょっと違うと感じました。
熊野一帯の寺社や熊野古道などは、時代としては700年からの文化と思うのですが・・・。
花の窟神社はその由来が、【日本書紀】の記載で確認できるそうですから、700年代からの文化より先の時代と思います。
日本書紀の完成が720年ごろと言われていますから、それに書かれていると言うことは年代としてはもっと早い・・・と思うのです。
そして・・・日本最古の神社・・・とも言われています。
さて、話変わって道の駅を朝早く出発。
途中の御浜町のミカン騒動については、すでに記述の通り。
そんなことをしながらもR42をひた走り、新宮に到着。
ここからは三重県を抜けて和歌山県に入った事になります。
国道から数百メートルで速玉大社です。
9時台でしたからまだ駐車スペースがあって、一番神様に近い場所でした。
が駐車場へは道が細くて、キャンピングカーなどの大きい車はすれ違いなどでちょっと大変。
速玉大社の主祭神は熊野速玉大神と熊野夫須美大神。
他に多くの神様が祀られていて、6か所で2礼2拍手1礼を。
速玉大神はいさなぎのみことと、夫須美大神はいざなみのみこととそれぞれ同一視されています。
夫婦でお祀りされていることになります。
色彩が華やかなのに軽々しさは無く、むしろ荘厳さを感じさせます。
敷地内に【さざれ石】があり・・・どこかで聞いたような?
そう・・・君が代の【さざれ石】なのです。
世界遺産と記された碑文石の左・・・これが巌となったさざれ石。
令和二年に海から打ち上げられて、浜で発見されたと書いてあります。
如何にも・・・急遽インバウンドに向けての施策・・・感がぬぐえません。
神話の世界は不思議なことが起こりますから、不思議でもなんでもないのです。
発見されて数年ですから、まだ苔はむしていませんでした。
この後、さらに移動して那智勝浦ㇸ。
道の駅で休憩しているとタクシーの運転手さんと懇意になり、いろいろ情報をゲット。
那智大社と青岸渡寺へ向かいましたが、運転手さんのこの情報が大仕事をしてくれました。
最後の写真はさざれ石の説明です。
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