朝一番で保険屋さんが来る日でした。
1.000ccのパッソの保険料が、車両保険を付けて何と90.000円を超えました。
数年前まで30.000円とか・・・ネットで契約すると10.000円引きとか・・・きっと私の記憶違いでしょう。
倍も3倍も高くなるはずは・・・普通ではありえませんから。
でもこの業界は普通ではないから、あり得るのです。
10年ほど前になりますか・・・あるいはもう少し前だったか?・・・事故が増えて保険会社が大変と言うことで保険料が上がりました。
当時は事故も起こしていないので、なんで高い保険料を支払わなくちゃならないのか・・・と思ったものでした。
事故を起こした人から高く取れ・・・と。
でも後にこのからくりが解ったのでした。
ビッグモーターのような会社が修理額を水増し請求して、保険は当然の様にピンチになったのです。
不正は果たしてビッグモーターだけだったのか? そうは思えません。
保険を販売しているあらゆる会社が、そうだったのでは? と噂されました。
この問題の根幹は・・・この修理を実施する会社が保険を販売している事。
自動車のデイラーやビッグモーターのような中古車販売会社など、時には修理工場さえも保険を販売しています。
そして保険会社がこうした会社に自社の保険を販売してもらいたいために、便宜を図ったり役員が出向していたり。
水増し請求する側と修理費を支払う側が、ずぶずぶの関係だったのでは・・・と。
最低でもお世話になっている役員の給料分の水増しは、うるさく言わずに目をつぶらないと・・・。
目をつぶれば・・・保険を販売してくれるのだから、もっともっと審査を甘くしてあげないと!
その結果、保険料が高くなっても・・・それは何も知らない加入者に負担させるのだから全然問題ない・・・のです。
こうした構図に金融庁やら財務省やら国交省やらから、天下っている元役人が絡んでいたとしたら・・・完璧でしょう。
自分たちだけがお手盛りで、良い思いが出来るパターンの完成です。
この問題の解決は実に単純で簡単な方法で可能です。
修理をする側に保険を販売させないことです。
こうすれば悪辣な人たちの既得権を奪い、まじめな消費者を保護できます。
そしてデイラーも保険会社も、あらぬ疑いを持たれずに済むのです。
消費者も助かりますから、三方がうまく収まって【大岡裁き】の様に素晴らしい解決策です。
こんな簡単なことに東大を出た頭のいいお役人様が気が付かない・・・って信じられますか?
そんなことは無くて、当然、知っていて現状があるのです。
ですが事件後、なぜかビッグモーターと保険会社の関係を追及する空気はあっという間に消えました。
元役人たちが各省庁の後輩に、力になってもらっていなければいいのですが・・・。
マスコミがコマーシャルがもらえなくなるから、追及はそこそこにしておこうと考えていなければいいのですが・・・。
こんな風にして30.000円だった自動車任意保険の料金が高額なったのでなければいいのですが・・・。
そして気が付くと【ずぶずぶ】の問題だったはずが、なぜか悪いのはビッグモーターだけに置き換わっていました。
保険会社さんは悪事に加担したという疑いをもたれたのですから、ビッグモーターとの関係を加入者につまびらかにする責任があります。
口を拭って・・・知らなかったで済まそうとしていますけど。
でも私をはじめとして善良な市民は、何の対抗手段もなく高額の保険料を支払わされるのです。
今日も契約しました。
善良な市民にはここ10年ぐらいの高額に支払った保険料を返してもらいたいものですね。
腹立たしいので、だれか保険会社を相手取る集団訴訟でも立ち上げてくれませんか?
保険会社と顧問契約していない弁護士さんいませんか?
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