重伝建地区・・・とはそもそも何か?
正しくは【重要伝統的建造物群保存地区】と言います。
俗にいう【古い街並み】、例えば武家屋敷群、蔵の街並み、宿場町、寺町、茶屋街、古民家群、港町・・・等々。
これら市町村が保存地区としたものを、文科省が特に重要と認めたものを指定したものです。
令和6年現在で全国129か所が指定されています。
蔵の街並みでは【川越】や【喜多方】、茶屋街では【京都】や【金沢】、宿場では【妻籠宿】や【熊川宿】・・・限がありませんからこのぐらいで。
皆さんもかなりの箇所に訪れていると思います。
私の趣味は登山がメインですが、神社仏閣の御朱印集めや古い街並みを訪ね歩く、最近ではお城めぐりに始めたばかりの灯台巡り。
重伝建地区は40か所ほど行ってますので、三分の一と言うところです。
勿論、大森銀山の街並みはしっかり計画していました。
旅先で知らなかったのに、重伝建地区と知って急遽訪ねた場所も沢山あります。
例えば室戸市の吉良川の街並みや、西予市の卯之町などがそうです。
そして当然重伝建地区だと思ったのに、違っていて驚くこともあります。
中山道の宿場町【醒ケ井】などは当然そうだろうと思っても・・・入っていません。
今回の大森銀山の街並みは、石見銀山の繁栄とともに発展した街。
街並みの前長は800メートルもあります。

こんな俯瞰の写真が撮れる街並みはそうありません。
福島の大内宿や白川郷が、俯瞰するアングルが有名な数少ないポイントです。
ドローンでも使えば撮れますけど、普通は低い立ち位置からのアングルになるはずです。
その意味で俯瞰写真が写せる、大森の街並みは貴重かもしれません。

迷惑をおかけするので詳しくは場所を言いませんが、街並みを歩いていくとこんな場所に出くわします。
階段を駆け上って写しましたが、まるで展望台です。
逆に展望望楼を写しましたから、参考にして行ってみてください。

極端に古い街並みではありませんが、明治に建てられた建物と思える建物が多い本格てきな古い街並み。
自動販売機なども確り木製の箱で養生されていて、気が付かずに通り過ぎるかもしれません。
銀行も全く銀行とは思えぬ佇まい。
細かなところまで心配りが感じられる街並みは・・・私なら高評価の点数をあげます。



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