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箱根駅伝

日常

今日と明日は全国的に箱根駅伝だと思います。私の場合は母校が毎年出場しますから、特に欠かせない行事になっています。昨日今日フアンになった方とはちょっと違うと自負しています。本当に弱くて毎年毎年シード権を取れずに、予選会の常連校でしたがずっと見守ってきました。

今、監督している大八木は一旦自衛隊に入隊しましたが、箱根を走りたくて年を取ってから入学してきました。彼が走っているときにシード権を何とか獲得できるようになったのですが、そのあとも長かったですね。最近は棄権で無い限りはシード権を取れる位置で走ってくれます。

常連の順天堂が居なくて寂しくないですか、長~く駅伝フアンをしている方。選手が集まらないんだそうです。医学部と体育学部しかない学校でしたから、この学校で学んでも体育の先生にしかなれない・・・ところが最近は教員の採用が少子化の影響で少ない・・・就職が大変・・・という構図です。

だから強い選手は箱根のあとも見据えて・・・早稲田などに集中するんだそうです。たとえ箱根を走れなくても就職は大企業へ・・・という如何にも現代の社会情勢を反映しているではありませんか。

外国人を集めるのも少子化時代に学校のネームバリューを高めるためには致し方の無い事かもしれませんが・・・努力している日本人の生徒を走らせてほしいものです。
駒沢・東洋・早稲田などは外国人を起用していませんが、十分強いチームに仕上がっています。国際化の流れに逆行するかもしれませんが・・・。

起用するする側の論理、学連の論理は・・・強い選手を入れることによって、日本人のレベルアップを図る・・・という一点です。箱根から世界を目指す・・・という主旨はわかりますが、それは瀬古の時代で終わり、現在世界に通用する選手は育っていません。アイスホッケーの日本リーグなどもそうでしたが・・・結局は人気は下降の一途を辿りました。ただ企業の業績が悪くチームを維持できなかったという側面もあったことは事実ですが。

特に箱根を走ると注目度は全く違いますし、至れり尽くせりの環境で一定期間を過ごします。恵まれすぎてハングリーさが失われるのではないかと考えています。
何より競うレベルが小さいのではないでしょうか・・・箱根路を走ることが目的になってしまって、チーム内の10人に入ることが目的化されてしまっているのでは・・・。

ここ十数年は箱根のチャンスがない女子が逆に世界に通用しています。まあこれも女子の方がもともと体格的な差や実力差が無かったと言えなくもありません。そしてスポンサーの獲得が容易だということも影響しています。

それにしても東洋の柏原はやはり強かった。

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