就職氷河期よりもひどい状況を示す数値が発表されました。大学新卒者の就職が決まりません。いつも同じ意見で申しわけありませんが・・・これでは安心して家庭を築き、子供をもうけることを考える事が出来ません。したがって少子化に歯止めがかからず、少ない現役世代が多い年寄りを支える事になります。
年金など将来に不安が残ったままの制度では、ますます気力も意欲もなくしてしまいます。
平成に入った頃・・・あの時代からの政治の無責任が不況を長引かせた原因ですし、現在の民主党政権の的外れのドタバタも大きな原因です。リーダー不在の日本がこんな社会を作ってしまいました。
今日のテレビ朝日でMCが珍しく的を得た事を言っていました。前任者の久米某を意識し過ぎ、視聴者受けする発言に終始していてあまり好きではありませんから、よほど暇でないとニュースステーションは見ないことにしています。
そんな私を納得させる発言は・・・ひょっとして初めてかもしれません。
『大企業は将来に備えて利益を内部留保するのではなく、若者の雇用に振り向けてほしい』
全くそのとおりだと思います。今ここで若者の雇用を増大させ、確りとした社会保障と安定した収入を享受させる必要があります。その結果は先に述べたように家庭を築き子供をもうけ、国力が高まって行くことに繋がります。
今、企業が社会に貢献する事が何より求められているのです。そして政治は強いリーダーシップでそれを加速させなければなりません。こうした政策に貢献する企業には、将来にわたって減税などの恩典を与えます。
でも財界や政界を見ていると・・・自分の財産にだけ執着しているように見えてしまうのは私だけでしょうか。
もう若者達の努力ではどうする事も出来ない状況です。財界から確りしたリーダーが出てきませんかねー・・・『我々も企業としての責任を果たして雇用を増大させ、若者が未来に希望を持てる社会を作ろう』と呼びかけるような方。
皆さん、私の購買力は雀の涙ほどですが、そのような姿勢のある会社の商品を買いたいと思います。派遣社員だけを使って手軽に雇用契約を解除するような会社の商品を買うのを辞めませんか。
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