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復路

雑感

朝起きるとちょうど箱根駅伝復路がスタート。ここから2時ごろまで釘付けで見ていました。
ただ圧倒的に東洋大学が強くて、逆転だとか区間新記録などの興味が湧かないほど。

どこの学生も一生懸命やった結果ですから、ましてや体調はいい日もあれば悪い日もあり、結果がどうであってもその責任を学生に負わせるのは酷・・・です。

マスコミは柏原のような勝者だけに注目しますが、本当にそれで良いでしょうか?
前にも言いましたが・・・徳島県から僅か11人の選手で甲子園に出場した池田高校。あの蔦監督は常々『子供たちにとっては負けた方が良い』と言っていました。

常に勝負を挑む姿勢を貫いて【攻めダルマ】とまで言われた、蔦さんには似つかわしくない言葉と思えます。
語弊がありますが・・・教育的な観点では『敗けて得ることの方が多い』と言いたかったのでしょう。

だから東洋大学以外の学校ほど得たものが大きいと考えて良いと思うのです。あの頑張り・・・おそらく支えてくれた人のため、補欠に回った友のため、後輩のため・・・無償の頑張りこそが感動を作ってくれるのだと思います。

ゴール前で根気が途切れ・・・あわや失神してタスキが途切れそうなシーンもありました。
何とか最後の気力を振り絞って倒れこみながらタスキをつないだ選手がいました。
あの頑張りは優勝のテープを切った学生や、坂登りで新記録を作った選手と何も変わらない
と思えます。

ベテランアナウンサーが沿道で、毎年選手へのコメントを作って声援しているらしいのですが・・・こんな話題は人気を高めようとするための姑息な手段と感じていました。

幸いなことに今年はそのコメントがあるという放送が無かった気がします。私の聞き逃しかもしれませんが・・・。必要ありませんよ、そんな話題。

私たちフアンがテレビの前に6時間も貼りついて声援するのは、学生たちの頑張りがあるからにほかなりません。むしろこんなに人気が高まると古くからのフアンは寂しく感じるときもあります。

学生の頑張りや大会運営に努力する方たちの話題は大いに結構ですが、商業ベースに変わってしまうのが・・・何とも辛いのです。

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