陽光に誘われて

多少の風はあったものの冬とは思えないほどの暖かい日でした。昨日も今日も明日もらしいのですが、とりあえず予定は立ててありませんでした。
ココちゃんがもう少し大きくなって確りするまで遠出はできないでしょう。

それでも何もしないで過ごすのはもったいなくて・・・近くのショッピングモールまで歩いてきました。もちろんココも連れて行きましたが、歩いたというよりは私が例の袋に入れて【抱っこしてお散歩】でした。写真は妻に抱っこする息子です。

浅間山の方向はすっきりと晴れ上がり、青空に浅間の真っ白な頂が輝いていました。一方日光連山の男体山や赤城山の方向はどんよりしていて、赤城の山頂付近は吹雪いているようでした。

我が家からのロケーションも安曇野や南アルプス市には負けますが、それなりに山好きには堪えられないような峰々が目に飛び込んできます。ほかにも榛名山や妙義山、荒船など西上州の峰々・・・天気が良い日は谷川岳までも望めます。

そもそも・・・妻と『我が家から見えるこれらのすべての頂に立つ』事を目指して始めた登山でした。青空に白く輝く冠雪の頂は、見飽きるということがありません。

途中に写真館があります。今日はお店の前に赤や黄色など原色の羽織をまとった若者や、振り袖姿のお嬢さんが何人かいました。そういえば【成人式】でしたね。

髪を白く染めたり原色の羽織だったり、式典ではどういう行動をするのか不安になるような若者でしたが、『成人おめでとう』と声をかけると『あっ、ありがとうございます』と返ってきました。

見かけは心配な若者でしたが、実は確りした若者なのかもしれません。式典では大人になった責任を自覚してくれればいいのですが・・・。
一人一人は良い子なのに集団意識が人間性を変えてしまうのでしょうね。

こんな２・３時間の歩きでは鍛錬になりませんが、それでも家に戻ったらうっすらと汗をかいていました。久しぶりに気持ちの良い日曜でした。
ココはストーブガードに貼りついて寝てしまいました。相当疲れたのでしょう・・・悪さは一人前ですが、まだまだ幼犬です。