14時に看護師さんに付き添われて義母は手術室に入りました。事前説明で手術時間は30分程・・・と言われていましたが、実際にドクターから手術の結果説明を受けたのは17時でした。全身麻酔をした後、頭の毛を剃ってからの手術ですから始まったのは15時を過ぎていたのでしょう。
頭蓋骨に穴を開けると水だと思っていたのに、古くて黒くなった血が出てきたそうです。1年単位での古い出血で、とても全部は取りきれず症状の改善も大幅には期待できないとか。
硬膜下で出血した血は放っておくと、石の様に固くなるそうです。今回はそれ程ひどくは無いものの、脳は圧迫された状態で安定化してこのままの生活レベルになるでしょうとの事。
それでも恐怖をあじあわせてまで手術の必要があったのか・・・自分が誰かも解らないように脳が衰えてしまうより、人生の終焉まで自らの意思を持ち続けられる事が可能なら・・・手術した方がその可能性が高いなら、やるべきだ・・・と言うのが妻の意見でした。
人間としての尊厳の問題なのでしょう。
あと数日、頭の傷が固まるまで・・・血や水が抜けて頭に入っているカテーテルが取れるまで、みんなで力を合わせて介護する事になります。10年前の脳梗塞の影響で失語症を患っているので、看護師さんに意思を伝えられ無い事から家族が付き添いで入院生活を送ります。とりあえず手術は無事終了しました。
話変わって・・・昨日、懸命にキャンカーのバーコードを洗い落とし、僅かに石油系の臭いがするワックスで更にバーコードを磨いて、車はピッカピカに。
おまけに予定していた塗装も完全に終了したので、車は新車と見間違うほどになりました。
ワックスがけや塗装の間にも隣近所の方や、犬の散歩途中の方が中を見てみたいらしくて声をかけてきます。妻は嫌がるのですが、隣の方に『見せない』とは言えず・・・。
思うに・・・結構キャンカーの中を見た事の無い人が多いようで、興味津々で『見せてください』と言う方。でも綺麗になりましたから、見せるのに引け目を感じる事はありません。
確かに綺麗になったのですが・・・今回の義母の手術もあり、今月末に予定していた中山道は行けないでしょう。まあ、ここ数年はこんな状態が続くのかなーーと想定していましたので、私たちの人生には何の問題もありません。年齢的にこうしたアクシデントが重なって、自分たちの意思通りにならないのも・・・人生かな~~。
使ってナンボ・・・キャンカーを綺麗にして喜んでいても・・・何だかな~~。
妻曰く『早くソーラーパネル付けて冷房を使えるようにしていたら、いちいち家に戻らずに病院の駐車場で寝られたね』
幾ら使い方に窮しても・・・病院の寝泊まりに使うのはあまり感心できません。
写真は新車同様に仕上がった、病院での寝泊まりに使うベッドです。腰痛にも関わらず懸命に磨いたのに、数時間後には雨に見舞われる・・・人生やな~。今日またバーコードが貼りついてました。
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