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原発再稼働へ動く東電

リタイヤ生活

再稼働の前提となる【安全審査】と事業計画の策定などを急ぎ、いよいよ自治体への許可を求め始めました。

最近、被害者補償の和解も拒否すると言う東電の破廉恥な決定には、多くの国民が怒っているはずです。

自分たちの既得権は担保してぬくぬくと暮らしていながら、故郷を追われた被害者への補償は強硬に突っぱねる・・・許せないです。

国も最近では民間企業と被害者の【民事の問題】にすり替えようとしています。もし国の意思がそうでないなら、東電を強硬に指導すべきでしょう。国民の税金で救済したのですから。

一民間企業の事業方針として、いつの間にか推進させてしまいたい思いが見え見え。
やっぱり阿部さんは坊ちゃんで・・・強者の論理だけしか身に着けていないようです。

そんな中で泉田新潟県知事は立派でした。事業計画を提出した東電社長にはっきり言ってましたね・・・『メルトダウンを2か月隠蔽した』と。

東電が言うように・・・メルトダウンを2か月確認できなかったとしたら、お粗末な技術力の証明に他ならず、まさしく安全性に問題があります。

逆に泉田知事が言うように【隠蔽】したのなら、原発事故の原因以前に東電幹部の思考を調査すべきです。

まあ、あの時の隠蔽は東電だけの責任ではなく、当時の政権の中枢の政治家にもおかしい行動があったと私は思ってます。

暴走しだしたら停める手立てのない原発・・・・・どうして【動かそう】という発想が持てるのか?  私には全く理解できません。

東電の事業計画・・・原発稼働を前提に作られていますが、使用済み核燃料棒の処理費なども計上すべきです。処理ができるようになるのなら・・・ですけど。

不思議な事にその部分は【国策】で賄うのですから・・・絶対変でしょう。使用済み核燃料棒が日本中に溢れるころには、私は生きていないでしょうから余計な口出しかもしれません。

年金も医療費も財政破たんも・・・大きなつけを残される次世代。核燃料も間違いなく大きなつけになります。

そんな事を百も承知で何も言わないマスコミ。すっかり国と東電に懐柔されちゃって・・・唯一泉田知事だけが孤軍奮闘している感じです。

東京都知事選の争点にしたくない勢力と、そうしたい勢力。どっちが勝っても阿部さんの基本理念は変わらないでしょうから、私にとっては泉田知事が最後の砦です。

今日もかなり興奮してしまいました。泣いている福島県民が沢山いるのに、東電役員の退職金を初めとする報酬は理不尽・・・考えると眠れませんので。

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