ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

武士の覚悟

リタイヤ生活

今朝早くからキャンピングカーの洗車。岩手まで高速道路を走ったせいで、融雪剤がびっしりはりついていてすごい状態でした。

ほおっておくと落とすのが厄介になるので、嫌な事は直ぐにやってしまおう・・・と始めたのでした。暮れに洗ったばかりでしたから、融雪剤さえなければ、汚れはそれほどでもなく高圧洗浄機で1時間ほどでした。

昼過ぎに徳島のホロホロから電話。鹿肉を送ると言う連絡でした。大量に在庫していたので、お願いしていただくことになったのです。

やどろくの会・・・の新年会に何か調理して持参します。酒のつまみにして一杯やりましょう。やどろくの会の皆さん、楽しみにしていてください。

今日、凄い・・・寒中見舞いが届きました。今年は毎年年賀状を交換していた方、10人程の音沙汰が無く心配・・・こんな事は滅多にありません。

そのうちの一人の【親分】は交通事故で骨折と判りました。そして今日の寒中見舞いの主は・・・。

現役時代の上司・・・と言うよりは民間で言えば【社長】に相当する方です。浦和市長選に立候補して敗れた経歴を持つ県庁のOBです。

県庁勤めと言えば・・・幕藩体制時代は藩が行政府でしたから、まさしくお城勤めの武士(もののふ)と言っていいと思います。

実に懐の深い方で、どちらかと言うと革新系の考え方でした。環境問題などに力点を置く方でしたから、いまなら【原発反対】などで一緒に戦えたかもしれません。

10年以上前に大腸がんを患い、肺に転移して・・・ここの所落ち着いていたのに昨秋から活発化してしまったそうです。呼吸も苦しく年賀状も作れなかった状態とか。

現在は肺に貯まった水を抜くために入退院を繰り返している状態。この状態が何時まで続くか見当もつかない・・・かなり冥途が近づいていることは間違いない。88年間ありがとう・・・合掌

と結んでありました。これは本人の書いている文章をほぼそのまま転載したものです。少なくても次の誕生日を迎えることは無いと、達観しているのが伝わってきます。

間違いなく間近な死を覚悟して・・・最後の言葉を送ってきたものです。病に倒れるのは無念に違いありませんが、置かれた状況をしっかり受け止めている覚悟が如実に表現されています。

武士(もののふ)らしい覚悟で・・・私はこんな覚悟ができるのでしょうか?   武士としての尊厳を全うできる余生を願っています。合掌

コメント

タイトルとURLをコピーしました