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哀れな価格

リタイヤ生活

今日のシロヒトリは勢いがなく、妻は5匹殺しただけ。夕方になって雨が降って来そうな天候になったので、本能で出てこなかったのかも?

それとも気温が下がったからかもしれません。いずれにしてもこのまま終息してくれればいいなあ・・・と淡い期待を。

やっぱり公園に面しているお宅の若いご主人。手にスプレーを持って塀に薬をかけてました。我が家のようにシロヒトリが押し寄せているようです。

今日は出かけてました。金券ショップの前を通ったら、この時代にテレフォンカードを売ってました。50度数で450円。

携帯全盛で公衆電話が街角に置いてない時代に、カードを買う人が居るのかなー。

このお店は買い取りもしていたので・・・目についたのも何かの縁ですから、どれぐらいで買ってもらえるのか聞いてみました。

何と・・・1枚98円。それを450円で販売しているから驚いた。希望的観測をでは350円・・・と思ったのですが。

景色やアイドルなどのカードなら130円だそうです。

いずれにしても酷いぼったくり・・・こんな価格で引き取ってもらうなら、コレクションとして棺桶の中に入れて貰う方が納得できます。

リサイクルと言えばいかにも環境や地球にやさしい事業のように感じますが、実は暴利を得ているのでした。

本がそうです。千円以上した本が、1度読んだだけの綺麗なモノが1冊5円。それが半額以上で売られてますから。

切手も比較的高く買い取ってくれるお店でも、額面の6割程度です。着物も箪笥一竿分が500円だと言うから、その程度ならゴミ収集に出そうと思ってしまいます。

あれこれ努力するのが馬鹿らしくなるような価格では、リサイクルシステムが進化しない気がしますね。

愛着があるものや大切に使ったものだから、何とか活かしてあげたいのに・・・努力が哀れな価格に置き換えられるようで・・・何だかなあ!

一度こんな経験があるんですが・・・テレビやラジカセを買い取るとマイクで呼びかけながら車で回ってきた業者がいました。

持って出て行くと『これは買い取れない』と言うのです。無料でなら引き取る・・・と。

掌を返して只で手に入れてしまうやり方だと思ったので『それなら燃えないゴミに捨てる』と言って、家の中に持って入りました。

どうだ!・・・汚いやり方するなら、こっちもやってやる・・・そんな気持ちだったんです。

資源を有効に活かす・・・捨てられるものを資源に変える。そんな意識が大切で・・・暴利を得るための手段ではだめですよ。

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