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高倉健さん

リタイヤ生活

何やら衆議院が解散されると言う国民の関心も薄い小さなニュースもあったらしいのですが、今日のビッグニュースは高倉健さんの死でしょう。

中国のニュースでも報じていましたから、ビッグなニュースに違いありません。

高倉健さんが任侠映画で活躍始めたころ、私も悪高校生でこの手の映画は欠かさずに通っていました。

東映では高倉健さんや鶴田浩二さんのシリーズもの。この映画を見た後、映画館から出てくる若者はみんな自分がやくざ者になったように肩をいからせて出てきたものです。

日活では高橋英樹さんの【男の紋章シリーズ】。和泉雅子さんとのコンビは、20世紀最高のコンビだったと思うのです。

そして大映では勝新太郎さんと田宮次郎さんの【悪名シリーズ】。八尾の朝吉が展開するハチャメチャな活劇。

良い時代でしたね。高校生なのに週2回は映画館に行ってました。それだけ通わないと観きれなかったんです。

盛岡にはすべての映画制作会社の直営館がありましたから。そのほかにも洋画館が2軒でしたから、必死で観たものです。

映画が大好きだった私、健さんが私の人格形成や青春に大きく影響したことは間違いない事実です。

東宝の若大将シリーズや森繁の社長シリーズ、松竹の女優シリーズなどこの時代のシリーズものは全て見ています。

大魔神から兵隊やくざ・・・日本映画が花開いた時代で、その中での健さんの果たした役割は日本文化の今を形成したと言っても過言ではないと思います。

幸せの黄色いハンカチやポッポ屋などの新しいモノでも功績は絶大で、新たなモノが観られなくなってしまったのは残念で・・・悲しい。合掌。

解散のニュースもこんな日に重なって、残念でしたね。御愁傷様です、阿部さん。

今日、写真を頼んだ親友から電話があって、無事にネガを借りる事が出来て写真屋に頼んでくれたそうです。

半切だと縦と横の比が違って良くないので、A4版の写真にしてくれたそうです。

今月末に岩手に行くので、その時に受け取る事にしました。

皆さんのおかげです。ありがとう。

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