またしても昭和を彩った巨星が去りました。菅原文太さんと言えば【トラック野郎シリーズ】や【仁義なき戦い】のようなアウトローを髣髴させます。
しかし実際は社会派で正義感に溢れた人でした。環境などの社会問題に対する考えを、度々一般人として声の欄に投書していました。
俳優としての名前を利用すれば新聞も取り上げたでしょうに、彼はそれをやらずに普通の人として権力に歯向かっていたのでした。
歯向かうと言うのは表現が適切ではありませんね。実に良識のある、また人間としての崇高な品性を感じさせる活動をしていました。
どちらかと言うと【反体制的】な意識が強い私の感性に良く響きましたし、その後の私が彼の考えに大きく影響を受けたのも事実です。
だから俳優としての彼より、人間性を尊敬していました。この点では高倉健さんとは違った無念さを感じます。
またしても・・・巨星墜つ。
岩手から戻った日、従弟の床屋さんに行きました。娘が使ったブリキの自動車。大人も乗れるほどの本格的なオモチャですが、綺麗に塗装されて・・・孫が遊んでました。
35年前のオモチャが、こんな風に利用してもらえるとは・・・。あげた甲斐があります。
入って!・・・と言うので奥に通されると、これもあげた本箱を飾り棚風に使っていました。
食器も正月に子供・孫が沢山集まるのでありがたい・・・って喜んでくれて。何ともこちらも嬉しくなります。
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