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クレームの結末

リタイヤ生活

ハウスメーカーの検査部からの連絡が入りました。大きなクレームを二つの会社に上げてありました。

ドアにバリが出ていたり、表面加工の部材が綺麗に処理されていなかったり・・・これは大手建具メーカーの永大産業。

もう一つはシンクのクリナップ・・・何も手入れをしない弟のところのシンクは綺麗なままで、柔らかなスポンジに中性洗剤を付けて掃除している我が家のシンクは、どんどん黒ずんで行きます。

結論は・・・永大の方はバリ取りと着色にプロの職人を手配する。そして直らない建具があったら交換する・・・という比較的良心的な対応です。

一方のシンクメーカー・・・見に来た時に『中性洗剤での磨き』を言っていましたが、そんなのは遠の昔に妻がやってました。それでも黒ずむのですが・・・。

その中性洗剤での手入れ以上に、やれることは無い・・・と顧客を『何もできないだろう、やれるものならやって見な』と言うような、開き直ってかつ見下した態度に出てきました。

表面に問題があるからこそ変色するわけで、もし手入れの問題なら何もしないのに汚れない弟のところとの違いに説明が付きません。

製造物責任法は確かに被害者に挙証責任を課していますが、その読み方は本来の趣旨をはき違えています。

元々の立法の趣旨をたどれば、民法で救えない被害者を救済するのがこの法のはずでした。

したがって被害者は悪い事さえ証明できれば、挙証責任は果たせたと考えるべきなんです。

専門家ではありませんから・・・どこがどういう風に悪い・・・と証明する必要はないのです。

じゃ・・・何も知識が無い私達素人が、悪いと証明するとは・・・どういう事なのか?

それは簡単です。弟のところも全く同じ品で、しかも全く汚れません。明らかにこれが本来の
クリナップのシンクの持つ性能です。

ではそれに反して・・・汚れてしまう我が家のシンクは・・・【悪い品】と結論できるのです。

あるいはクリナップの品は我が家の品のように、使い始めると直ぐに汚れが付着してしまう程度の性能なのでしょうか?

ひょっとしてそうかもしれません。だからあの程度の精度では、製品としての性能が欠けていると判断しないのでしょう。

そうだとしたらこの会社の商品を使っているハウスメーカーは、大変な事になります。

そんなことは絶対に無いはずで、弟のところのように汚れが付着しない製品が、クリナップで製造されているはずです。

となるとやっぱり我が家の品は・・・ちょっと表面に問題があったのでは・・・と考えたくなります。

ハウスメーカーの検査部だけ大変な苦労を強いられて・・・もっと個々のメーカーに強く要望すればいいのに・・・と思うのです。

天下の永大やクリナップ・・・顧客を泣き寝入りさせて、未来があるのでしょうか?

最近は都合悪くなると顧客をクレーマーに仕立てて、開き直ります。マスゴミも広告が欲しいから、メーカーにおもねってあえて問題として取り上げない。

ドアにバリが出ていたり、貼りつけた部材の処理が悪くて茶色の建具の隅が白かったら・・・クレーマーでしょうか?

ドンドン黒ずんでいくシンク・・・おかしいと言ったらクレーマーでしょうが?

キャンピングカーのこんな事を書いていたホロホロのブログが、度々【閲覧できない状態】になってました。あるいはされてましたかも・・・。

製造物責任法の運用は、やっぱり強いものの味方で・・・弱者の救済にはなっていないのが悔しい。

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