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世界遺産登録

リタイヤ生活

東京に行く用事ができて・・・田舎者はなかなか東京には出られません。

折角のチャンスですから、新しく世界遺産に登録された国立西洋美術館を見てこようと思い立ちました。

妻は義母の病状を先生に聞くために出かけられません。

朝早く出て、用事を済ませて上野に行こう。

上野に行くと・・・やっぱり都会は違う。都会と言っても上野は東京の田舎者が集まるところでしょうけど。

こんなに大勢の人を見たのは韓国の明洞以来です。

外国人も多い…世界遺産効果でしょうか?

世界遺産と言っても建築家のお蔭で、建物だけが対象です。

まず建物を写真に写し、チケットを買おうとしたのですが、入館者が全然並んでいません。

良く人の流れを見ていると、国立博物館のほうに人が流れています。

相当の混雑を覚悟してきたのに・・・気が削がれた感じ。

よくよく落ち着いて考えると・・・わけのわからない西洋の絵を見るより、博物館の方が魅力的かなあ。

私も博物館に行く事にしました。平安の秘仏展と言うのをやっていて・・・やっぱ、そっちでしょう。

滋賀県甲賀市の天台宗らく野寺「らく・・・という字は木辺に楽しいと言う字」から、重要文化財ほか20点が出展されてました。

写真は撮る事が出来ないので、アップできませんが5㍍程の十一面観音様と御仏たち。

ほとんどが一本造りの仏様です。普通は木を割って中をくりぬいて、再び合わせて作るのが主流です。

今回の仏様は一本の木を彫って作ったものです。

常設展も見てきました。都合3時間ほどでしたが、立ちっぱなしで少し疲れました。

ところで菩薩様と如来様の違いが解りますか。

観音様がどうして三十三観音のように、三十三が鍵になっているか解りますか。

調べてみると面白いです。

話変わって・・・今日、ラグビーフアンならおなじみの平尾氏が亡くなりました。若すぎる死でした。

良い選手でしたよ。切れのあるプレーで・・・。そして日常生活では紳士でした。

伏見工業、同志社大、神戸製鋼・・・いずれのチームも東北の私には敵も同然のチームでした。

しかしそんな中でも平尾だけは、敵ながらあっ晴れと言う言葉がぴったりでした。

残念な死です。黙祷。

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