甲斐駒から帰ってくる日は土曜日でした。
しかもはっきりしない天候が続いた後の好天日でしたから、登山者が一斉に湧いてくるのは解ってました。
だから金曜・土曜に2座登頂し、土曜には混雑する小屋には泊らずに帰る予定でした。
結果としては土曜の朝に北沢峠を出発したので、混雑に巻き込まれることはなかったのですが・・・。
バスの待合室で待っていると、長野県側の戸台からと山梨県側の広河原から、バスはピストン輸送で次から次に登山者が運ばれてきます。
全国の登山者がここに集まったと思えるほど。
完全予約制の小屋ばかりですから・・・北沢峠は。
予約が取れているのは精々200人でしょう。そして日帰りの人も数百人はいるでしょう。
となると残りはテントで泊る人になります。朝、5時半から見ていましたが、その数は数百人です。
100人とかと言うレベルではなく、500人と言うような単位です。
ところが北沢峠では長衛荘が100張と仙水小屋が15張ほどしかキャパがありません。
こんな日ですから無理して張っても精々2倍でしょう。
ところがこの混雑を想定して金曜に有休とって先に来ている人たちで、テン場は既に満杯。
この日ぞろぞろバスから降りたキャンパーは、どこにテント張って夜を過ごすんでしょう?
来た以上は山の中であろうと、幕営禁止であろうと張るでしょうね。
とにかくおびただしい数ですから、テント泊の人は。今、まさしくブームのようです。
ところで何でテントで泊る人と見分けられるか?と言うと、荷物が大きいのは当然ですが寝る時に下に敷くマットを持っているから解るんです。
私も何度もテントで小屋のテン場に泊ってますが・・・こんなに呆れるほどのテン泊登山者を見たのは初めてです。
トイレも足りないし・・・そもそもテントが張れたのでしょうか?
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