ある会議があって・・・朝7時に家を出ました。
会場には8時45分ごろに到着。
昔の会社と同居している組織の招集です。
9時半の開始にはまだ時間があったので、昔の会社に顔を出して皆の顔を見に・・・。
先日も顔を出したばかりでしたが、会えていない元部下もいたのでまた顔を出したのです。
「会議のついでに顔を見に来た」と。
そしたら元部下の部長さんが呼び止めてくれて。
「まだ時間前ですよね、ちょっといいですか?」と。
先月の災害訓練の際にも問題点をいろいろ話し合ったのでしたが・・・今日の話題は。
「最近の受託企業のレベル低下が著しい」と。
どう立て直そうか・・・と悩んでいるとか。
役所から自動的に仕事がもらえるので、緊張感がなくなっているのが原因でしょう。
現場ではなく・・・経営層にです。
もうはっきりしています・・・自分たちだけ高額な報酬を得て、現場で汗を流す社員への分配は正当なものとは思えません。
これでは現場のモチベーショんは上がらずに、ヒューマンエラーも多発します。
当然の帰結です。
ではどうするか・・・経営層に危機感を持ってもらうためには、漫然と仕事を発注するのではなく、あえて火中に栗を放り投げてみる。
競争相手を出現させることでしょう。
問題は・・・若い人が働かなくて人手が足りないこの時代に、新たに仕事量を増やそうとする会社があるでしょうか?
あれこれ話しているうちに「会社を立ち上げてくれないか」と言われてしまいました。
45年ほど前、確かにこの会社の創業期と言うか現在の基盤を作った経験はあります。
しかも30年も身を置いた業界ですから、運営や経営のノウハウもあります。
そして業界内での棲み分けもできるでしょう。
が、話が簡単には進まない・・・競争相手が出来ることを望まないだろうから、いろんな方法での邪魔が入るでしょう。
新規の会社が入れるためには【内からの協力】、要するにハードルを下げてもらえるか? が成否のカギを握ります。
これは法に抵触する可能性も出てくるので難しいでしょう。
そのためにここまで昭和が続いてきてしまったのですから・・・。
10年若かったら・・・後輩の受け皿のためにも、その努力を惜しみませんが。
なにぶんにも年を取りました。
逆に貴方たち現役世代が将来を見据えて行動してはどうか・・・現役世代が前面に立てない間は私たち先輩が矢面に立つから。
こんな話をしましたが、次に退職する世代が優秀な人材が多くて・・・彼らならやれるでしょうね!
我々OB数十人がボランティア団体をやっていて、連絡は密に取り合ってますから・・・ボスの世話役に現役からこんな話が合ったと話してみます。
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