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怒りを忘れた日本人

雑感

連日、能登半島地震と羽田空港衝突炎上事故の話題です。

2024年の10大ニュースがあれば、1番と2番に選ばれるほどと思うのです。

珠洲市や輪島市など能登では地震後6日を要しても物資が届かない極限の状態が続いています。

2011年にあれだけの災害を経験したのに、13年間も政治や行政は何をしてきたのでしょうか?

あの経験が今回に活かされていないことに驚きます。

全国の知事さんに問いたい・・・特に石川県の知事さんに問いたい。

就任してからそれぞれ在任期間に違いはあるものの、何か災害対策を整備したことはありますか?

特に石川は一昨年から地震が群発兆候を表してました。

学者の中には・・・次の大地震は能登だ・・・という学者もいたほど。

そう言われていたとしても・・・自由な国ですから・・・日本は。

強制的に古い家を耐震強度のある家に建て替えろと命ずることはできません。

が、少なくても備蓄品や整備・復旧資機材を各所に配置することはできました。

現役の知事さんばかりの責任ではありませんが・・・13年間も大切な時間を無駄に過ごしたと言われて当然。

未だに・・・何時になったら支援物資が届いて・・・何時になったら救援活動が本格的に実施されるのか・・・政治も行政も誰も知らない。

NPOなどの民間団体や、民間企業がそれぞれ勝手に動かざるを得ないほど、政治にリーダーシップが欠如している。

総理大臣はこんな時にも内閣官房が作った原稿を読むだけ。

自分の思いのたけを自分の口で話せないお粗末さ。

アメリカでは老齢でまともに政治が出来ないと、大統領の支持率は共和党の対立候補に敗けています。

おそらく大統領は変わるでしよう・・・けど、日本は。

怒りもしない怠惰な国民性を良いことに・・・何もできない政治家が党内で政権のたらい回しに興じています。

少しは怒れよ・・・日本人。

そしてパーティ券売り上げ代金の、派閥から政治団体への還流事件。

本当に検察は政治家の立件までを視野に入れているの・・・トカゲのしっぽ切りでは?

怒りを忘れてしまった国民を前に、検察もわざわざ政治と対立するでしょうか?

逮捕者が出たオリンピック委員会の汚職事件も・・・なんだか民間人だけを捕まえて幕を引きそう。

古くは亡くなった総理大臣の【桜を観る会事件】や【獣医学部の新設に使われた100億円事件】、【相続した政治資金】などなど。

どうして怒らないの・・・日本人。

話は日航機と海保機に移りますが、管制官が重要な注意シグナルを見落としていたと言う報道が出てきました。

マスコミはただ安易に国土交通省の発表を垂れ流すのではなく、私でさえ気が付く海保機の勘違いだけではないことを検証して声を出すべきでした。

もと日航機のパイロットだった評論家のAさん、管制官にはみじんも間違いがなくてきちんと対応していると意見を聞かれるたびに強調しています。

そこには何か・・・海保の機長ごときが・・・と言わんばかりの見下した視線が感じられます。

日航の何千時間もフライトした機長よりは、明らかに技術も知識も劣るでしょう。

だからこそ日航のパイロットとは違った交信になるのが必然。

なんでも理解しているいつものパイロットとの交信とは、違った緊張感が管制官にあるべきだったのでは? と思うのです。

国交省から公表された交信文書の一字一句を読み解くと・・・。

c5上の停止位置まで進んで待て・・・が、どうして滑走路に侵入し飛び立とうとしてエンジンをフルスロットル状態で衝突したのか?

ありえないでしょう・・・絶対に公表された文章に、何か秘密があるはずです。

国交省・航空行政‣日航・羽田空港・あるいは調査委員会までもが・・・何かわからない不自然さが感じられます。

 

 

 

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