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知らなかった人権侵害

雑感

昨日、畑に行かず収穫しなかったキュウリやトマト。

キュウリは10本以上がオバケの様に成長し、ミニトマトは食パンの袋いっぱいに収穫・・・100個ぐらいでしょうか?

歩いた後は熱中症対策で、家の中でエアコンの冷たい風に当たってました。

朝から息子の体調が悪くて心配したのですが、夕方になってオシッコもウンチも出て一安心。

でもまだ少し・・・グッタリ気味。

明日元気になってくれればいいけど・・・!

話変わって・・・テレビでは岸田総理が優生保護法によって強制不妊手術を受けさせられた被害者に謝罪のシーン。

当然、そういう被害者が存在していることは知っていましたが、それは戦前の話で・・・と。

全く理解が足りませんでした。

そして優生保護法は妊娠中絶を是認する法律だとも思っていました。

まさか障害のある方に【子供を産ませないための強制中絶を法制化】を主旨としたものだったなんて・・・。

さらに優生保護法が制定されたのは、なんと私が生まれた年と対して違っていないことに驚いて・・・。

そして70歳代の被害者がテレビに登場するに至っては、私と同じ世代の方が手術を強制されていたとは・・・。

確実に昭和40年代までは行われていたと言うことになります。

私が、中学・高校・大学と青春を謳歌していた隣で、手術が強制されていたのかと思うといたたまれないです。

知らない・無知に過ぎました。差別に加担していたようで、なんとも重たい気分になりました。

もっと悲惨なのは・・・ここまでも人権侵害を放置してきた国の責任です。

補償して済む話ではないものの、一刻も早い救済をこころがけるべきです。

被害者の方々には、せめて余生を安寧に暮らしていただきたい。

首相がお詫びしたと言う結果が、非を認めたことですから・・・被害者の心もわずかながらすくわれたでしょう。

一方で東大出のお役人さんでは他人の痛みを理解するのに40年はかかりますし、理解しないまま天下りの人生を送る人もいるでしょうね。

自分たちが被害者の方々を苦しめた・・・なんて、微塵も思っていません。

先輩たちがやったことですから・・・ぐらいが関の山です。

水俣病の公聴会でマイクのスイッチを切って被害者の発言を遮断した・・・あれが政治と役所のスタンスですから。

政治家は自分の権利と歳費には敏感に反応しますが、優生保護法や水俣病の被害者には鈍感どころか他人事ですから。

アイヌ差別発言で物議をかもした杉田なんちゃらなんて自民党の議員は、【非生産的】と取り合わない事でしょう。

自分こそが非生産的な人間そのものなのに、この言葉好きで良く使っていますけど・・・身の程知らずも程があります。

次の選挙でもこんな女を自民党は公認するんでしょうか!

マスコミも何を報道して、何を報道しないのか・・・今さら、最高裁の判決が 出てからあたかも正義の公器気取りで。

人権侵害を無視し続けたマスコミが、一番の加害者だと言えるでしょう。

もちろん知らな過ぎた私もですが・・・みんなもう少し勉強しないと弱者にとって日本は住みにくい国になります。

 

 

 

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