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友の墓参り

リタイヤ生活

現役時代の職場で関係が深かった彼とは、ほかの方たちよりは縁が深かった気がします。

私は現場勤務が多かったのに、彼は上部機関の本課などが多かったから、相談もしたしアドバイスももらいました。

OBになってからも同じボランティア団体で活動していたし、度々二人で飲んでました。

そんな彼が3年ほど前からぷっつりと連絡が取れなくなったのです。

がんを患って闘病していたのでした。

そして昨年12月に旅立ったのを知らずにいました。

ボランティア団体の代表世話役の発議で、メンバーに訃報を送付して今日のお墓参りと言う段取りに。

奥様に迷惑が掛かるので自宅には伺わずお墓で待ち合わせ。

全員がお線香をあげた後で、奥様を囲んで懇談。

各々が生前は故人とどんな関係だったのか・・・とか、面白おかしいエピソードまで飛び出して和やかな時間になりました。

奥様が彼を偲ぶよすがとなれば、参列した意味も感じます。

話はその前に戻りますが・・・。

この団体を仕切っている代表世話役と私は、10時にある現場で落ち合って調査をしていました。

彼はNPO法人を立ち上げていて、県や市町村の公共事業などの技術支援の活動もしています。

この度の埼玉県の大変な事故は、まさに彼のNPO法人が目的にしている技術支援の範疇なのです。

一緒にいるだけで私が何かまじめ人間に仕立て上げられそうなほど、正直でまじめで・・・素直で性格のいい男。

机を並べたこともあって、彼の仕事ぶりはよく知っています。

今日も現場で納得するまであれこれ調べてました。

私は彼ほどの技術知識がないので、引っ張りまわされただけですけど。

そんな程度の私に声をかけてくれたのがうれしいし、嫌いな仕事が知らず楽しくなっている・・・。

こんな誉め言葉を直接言ったら、どうしたらいいのか戸惑ってモジモジするような男なんです。

私のブログの存在を知らないので、こんな話がアップできました。

 

 

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