購読層を農家に特化したような本で、家の光という月刊誌があります。
大正14年に創刊ですから、おそらく今年が100周年か違っても1年前後でしょう。
私の実家でも私が子供のころに購読していました。
子供時代でしたから、内容に目を通すこともなく過ぎていました。
が最近、妻の友達で農家の奥さんが、読んだ後に回してくれるのです。
バラエティに富んだ内容で、五木寛之氏のコラムも毎号楽しみです。
種蒔きのことや手入れ方法、土づくり・・・農業に関した内容も豊富ですから、素人農夫の私に「勉強しろ」と言う意味でしょう。
味噌の記事があったとします。
読んで驚いたのは・・・使い始めた味噌は・・・冷凍庫保存が良いと!
酵母の活性を抑えて、長く味や風味を保ってくれるからだそうですが・・・。
凍っちゃうでしょう・・・と思ったら、味噌はマイナス15度ほどまでは凍らないので、冷凍庫から取り出してすぐ使えるのです。
ここ2~3年ほど、ずーっと回してもらっていますが、ほとんど農作業に関した記事だけを読んでいました。
よくよく目を通したら農作業の記事をストックするだけでは、とてももったいない内容です。
タダで読むのが申し訳ない程の内容。
流石・・・大正・昭和・平成・令和と読み継がれただけのことはあります。
内容に感嘆したのもあるんですが、遠い昔の母の思い出にも繋がって・・・感傷に浸る事もしばしばです。
若い母は何を読んでいたんだろうか?
そのころと言えば、創刊30周年ごろです。
どんな編集方針だったのか、母が見ていた内容も知りたい。
出版社に行けば調べられるんでしょうけど・・・興味深いですね。
改めて・・・妻が持つべき友は【農家の奥さん】と再認識です。
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