今日のニュースは悪石島からの避難と、岩手県北上市のクマ被害。
亡くなられたご婦人にはご冥福をお祈りいたします。
そしてご家族にはお悔やみ申し上げます。
北上市とは言っても平成の合併で北上市に編入された、そもそもは和賀町と言う奥羽山地に近い地区でした。
その地区を流れる鈴鴨川と言う川では、山に入る前に遊びでよくイワナ釣りをしたものです。
後続グループを待つ間の釣りには、和賀インターから直で最適だったんです。
そこで仲間と落ち合うと【やどろくの会】は北本内川の源流や、和賀川の最源流に分け入ったのでした。
でも不思議なことに熊に会ったのは僅かに一回で・・・個体の絶対数が今とは違ったのでしょう。
今回はっきりしたのは・・・学校のシーンで動画が残されていて、間違いなくツキノワグマと判別できます。
そして民家に現れた熊も写真が残されていて、間違いなくツキノワグマです。
ここで大切なことがあります・・・熊は人を襲い・・・残念なことに被害にあわれた方は亡くなられましたが・・・身体への食害はありません。
このようにツキノワグマによる被害の際の身体への食害は、ほとんど確認されないのが普通です。
このブログでは・・・話は何度も秋田の鹿角に飛びますが・・・スーパーK。
被害にあわれると、大部分が食害が確認されていること。
そして他の地方での出没動画や写真による記録が、ニュース等でよく流されるのに対して。
なぜか秋田・鹿角では動画はおろか写真さえ残されることがない。
鹿角のケースは摩訶不思議・・・なのです。
ちなみに熊が校庭を走り回ってニュースに登場した専大北上高校は、私はできた年の一回目の受験生です。
その前は私立北上商業高校と言ってました。
中学の同級生も沢山進学し、いつも飲み会をしている八王子の親友も卒業生。
また岩手で私の田んぼを耕作してくれていた友も卒業生。
姪も卒業生。
故郷は広大な山野が広がっていても、人間社会は実に狭く密なのです。
そんな空間を僅か1匹の熊が走り回っただけで、誰かしら親せきやら知り合いやらが影響を受けるのです。
注意しろ・・・と言われても、どの様に注意したものか?
一番は駆除・・・そのために猟銃の規制を緩和したら、犯罪に利用されるリスクが高まり警察は難色を示すでしょう。
さりとてこの問題は放置できませんから、狩猟免許を取りやすくするとか銃の所持を厳格な中にも活動しやすくするとか改正しないと。
一番は全国の市町に狩猟課(害獣駆除課)を設置し、ライフルが扱えて狩猟免許を保有する職員を複数配置する。
この人件費は国が負担するが、財源は国会議員数の削減で対応する。
またジビエ収入も活用する。
職員には採用条件で狩猟課勤務を義務付けて、駆除活動に専念してもらう。
もう猟友会の善意・ボランティアに頼ってすむレベルではありません。
もちろん熊だけでなく、イノシシやら鹿やらキョンやら、すべてを対象にします。
荒廃していく日本を、なにかからでも一つずつ改善していかないと・・・この意見だけは百田さんの保守党に近いかも。
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