ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

御浜町の青いミカン

くるま旅

今日、三重・和歌山を駆け足で廻った旅から帰ってきました。

足掛け7日間ですが、正味5日間。

もう少しゆっくり回りたいけど、とにかく連続して熱い日が・・・。

エアコンのない我がキャンピングカーは、標高の高い場所でのネイティブ派。

こう熱いとバッテリーの関係で、2時間しか使えなくてもエアコンは必須です。

最後の熊野本宮道の駅は涼しくて、かけ布団を使いました。

10月のもう少し後から出発すれば良かった。

和歌山から戻ってくるのに1日半。

ガソリンは70リッターですから、意外に近いと言えます。

ただ紀伊半島の突端の串本には、もう生きている間に行くことは無いと思っています。

潮岬の灯台はみすみす通り過ぎてしまったので、国内で上れる灯台の16基・・・登頂コンプリートは消えました。

戻ると相棒から喪中はがきが届いていて・・・電話で誰が無くなったのかを訪ねると・・・。

実のお兄さんさんだそうです。

あったことは無いですが、相棒のお兄さんですから【見ず知らずの他人】と言う訳には行きません。

とは言え・・・相棒なりの考えもあるでしょうから・・・ここはご冥福をお祈りするだけに留めさせていただきます。

合掌。

そして今回の旅で最も驚いたのは・・・。

まずはこの写真を見てください。

みかんの大きさはピンポン玉程度。

買ったときは【 真グリーン】ですから・・・酸っぱいと思うでしょう。

ところがこれがびっくりするほど甘いのです。

御浜町は三重県熊野市と和歌山県新宮市に挟まれた町。

隣町は紀宝町があって、道の駅にウミガメがいることで知られています。

そして御浜町ですが【1年中みかんが採れる町】がキャッチフレーズ。

何も知識もなく通りかかったら、今にもつぶれそうな小屋にびっしりとこのミカンが。

お客さんが来たので聞いてみると「甘いですよ。マルチの方が余計に甘い」と。

マルチとはただの路地栽培ではなく、根元か全体か分かりませんが・・・いずれ覆っていると言う意味です。

10個入って200円ですから、1個20円。

恐る恐る食べてみると・・・これは美味でみかん大好き人間の私は一瞬で虜になりました。

そして1袋しか買わなかったことを後悔。

少し走ると紀宝町の道の駅があったのですが、9時にならないと開けない。

結局、直売所的な場所でしたが、ミカン農家の皆さん納品作業中。

諦めて先を急ぎました。目的は熊野速玉大社。

いろんなところにこの青いミカンがあって、有田なんかに行ったらもっとすごいのでしょう。

1袋しか買わなかったことを後悔していましたから・・・。

当然、同じと思って買いましたが、1袋500円は中身の数は20個にも満たなくて。

何より味も当たり外れが混在、結構酸っぱいものもいくつか。

御浜町の品質・精度にはかないませんでした。

その後も田辺市の中遍路道の駅などで買いましたが、御浜町のマルチ生産したみかんが別格と分かりました。

本宮大社を参拝の後、最初買ったお店でみかんを買うつもりで新宮方面に戻ったのかも。

500円の大きい袋を買いましたが、数えると37個入っていました。

これまでミカンと言えば長崎の西海ミカンと思っていただけに・・・。

こんな青くて小っちゃくて、傷があったりして出来が悪いミカン。

フザケテんじゃねーぞ! と思った私ですが、まったく間違っていました。

味が濃くてジューシーで、食べ始めたら止まりません。

1回で5個は食べてしまいます。

この時季、三重から和歌山にかけて・・・どこへ行ってもこのミカンが売られています。

本当に御浜町はいつでも採れるんでしょうか?

定期的に頼んでおいて送ってもらうのも手です。

そこに行きさえすれば簡単に手に入りますが、味は生産者の努力と天候に左右されるでしょう。

皆さんにもぜひ、美味しい生産者のモノが手に入りますように・・・願ってます。

それにしても旅行を中途半端にして、目的も日程も替えてまで食べる価値ある美味しさです。

 

 

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