釜山の二日目は雨が朝から落ちていました。相棒と凡魚寺(ポムサ)という三十三観音の一つに行くはずでした。雨で少し気力を削がれたことと、相棒が『奥さん一人ではつまらないから』と言ってくれて、私は残って国際通りに買い物に行きました。
まあ・・・何でもあります。ほしい人にはブランド(?)モノのカバンなども・・・しかし我が家は全く興味がありません。皮のカバンは欲しかったのですが、何を勘違いしたのかそんなお店に案内されました。裏通りの小さなビルの2階に入っていきました。
真似をしているから高いのだと思いますが・・・カバンの価値とは違うところにお金を払いたくないんです。ちょっと買い物するにも難しいものです。韓国は皮製品が本場だというのでノーブランドでも良い品が欲しかったのですが、そんなお店はここにはありませんでした。
とにかく衣料品が安いというのでTシャツや靴下を大量に買うはずでした。でも安い靴下はセンチのサイズではなく、МとかLというサイズで・・・結局、買い物を楽しみにしていた妻は買うことができませんでした。
偽ブランドなどがほしい人にはいい街なのでしょう。ゴミゴミした市場風の場所から、表通りに出ると一転して都会の街並みに変化します。
夕食の時間を伝えるため昼食を摂りながら相棒に電話を入れると、お寺巡りから戻っていました。
一人でアワビのお店に入ったらしいのですが、アワビ粥は済州のものがやっぱり美味しかったそうです。アワビのバター焼きも食べたそうですが5万ウォンで山盛り出されたそうです。日本なら5万円でしょう。
相棒と二人で本屋さんに行きました。二人とも話せないのに・・・身振り手振りで何とか本を買うことができました。でもこれが妙に楽しかった・・・ちょっとした達成感か・・・これも旅の楽しさなのです。
夜はジャガルチ市場にある【オワゼ】というバイキングレストランで食事です。予約をしておかないと無理ですから、ぜひ参考にしてください。ホテルで聞けばすぐわかります。
少し飽きてきた韓国料理から国際色豊かに品ぞろえは豊富です。
なんでも有ります。そば・寿司・うどん・・・この日はマグロの解体ショーに長蛇の列ができていました。妻や相棒は酢豚や焼うどんが美味しいとお代わりをしていました。
私がうどんを2回取りに行ったら湯通しをするおばさんが首をかしげて『うどんが美味しいか』と聞きます。『マジッソヨ(美味しい)』と答えると、呆れていました。
自分で出しているのに・・・確かにうどん・そばのコーナーは空いていて直ぐに出してもらえました。
韓国での最後の一日もこんな風に暮れて行きました。早いもので翌日には日本にいます。
写真はジャガルチ市場の写真です。オワゼのベランダから撮りました。
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