入院して4日間、重湯とみそ汁の上澄みそして梨のジュースと言う食事でした。
4日間全く同じもの・・・相当意志が強くないと我慢できないと思いませんか。
見ている方が可愛そうでしたが・・・連休が明けて、今日は回診がありました。
院長ではなかったのですが、何度か診ていただいたことのある先生でした。
触診でお腹を慎重に確認してました。そして痛みが無い事を告げると・・・少し米粒が残った食事にしましょうか・・・と。
待ってました・・・その言葉。
回診は5時半頃でしたが、6時の食事に看護師さんが間に合わせてくれたようです。
普通は・・・間に合わないので明日の朝から・・・と言われても仕方がないのですが、十数年来の関わり合いですから気を使ってくれたようです。
この看護師さんTさんは、妻が重病を発症してこの病院では手に負えず、大病院に転院するときに思い出深い出来事があります。
転院が時間外になって玄関は鍵がかかっていました。仕方なく裏口に回って帰ろうとしたのですが・・・。
呼び止められて・・・裏口から出ちゃダメ・・・と言って玄関を開けてくれたのでした。
御存じの方も多いと思いますが、患者が病院の裏口から出ると言うことは・・・の時だけです。
そんな細かな気遣いをしてくれる看護師さんですから、辛い食事に耐えていた妻を見ていて一食でも早く変更してあげたいと思ったのでしょう。
ちなみに4日間の食事は・・・重湯・具のない味噌汁(味噌汁の上澄み)・梨のジュース・・・でした。
そして今日変更になった食事は・・・3分がゆ・具のある味噌汁・サケのフレーク・たい味噌少々・カツオ風味の味噌。
こんな食事が数日続くと思うのですが、それでお腹を壊さなかったらまたワンステップ上がると思います。
寂しい食事でしたが・・・この病院の重湯は出汁が確り採ってあり美味しい・・・のが救いでした。よその病院はまるで・・・のり・・・なんだそうです。
他の数か所の病院でも重湯を食べている妻・・・ここの重湯は別格だそうです。なんかせせこましい話ですけど。
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